アメリカン・エキスプレスが、「日々、世界最高の顧客体験を提供する」というビジョンのもと、「プラチナ・カード」をリニューアル。トラベル、ダイニング、エンターテインメントの特典を強化した、新たなプラチナ・カードの申し込みを、7月1日に受付開始した。
今では実にさまざまなプレミアムカードが登場しているが、その先駆けとなったのがアメリカン・エキスプレスのプラチナ・カードだ。日本初として1993年10月に登場し、以来30年以上にわたって、日本のプレミアムカード市場をけん引してきた。
年会費は16万5000円。時代と共に移り変わる顧客ニーズに合わせて、定期的に特典やサービス内容を見直してきた。そして今回のリニューアルでは以下のような、新たな5つの特典を用意した。
「アメリカン・エキスプレス・トラベルオンライン」で30万円以上の海外航空券を購入する際に、エアライン・クレジットとしてクーポン10万円分がもらえる。これはカード入会時の特典だが、翌年以降も年間500万円以上のカード利用をすることで、カード継続時に同様の特典が受けられる。
カード継続時の国内の対象ホテルへの無料宿泊特典(1泊2人分)も、年間500万円以上のカード利用で2泊目の無料宿泊特典(1泊2人分)が得られる。このプレミアム フリー・ステイ・ギフトは、1泊5万円相当の価値がある。
また、通常なら年間数十泊して獲得できるホテルグループの上級会員プログラムに、プラチナ・カードを持っているだけで登録できる。部屋のアップグレードやレイトチェックアウトなど、ワンランクアップのホテルステイが体験できるのがホテルメンバーシップだ。
現在、「ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス」「Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格」「Radisson Rewards Premiumステータス」「Seibu Prince Global Rewards プラチナメンバー」が登録できる。8月からは「One Harmony エクスクルーシィヴメンバー」、秋には「ALL Accor(オール アコー)ゴールドステータス」が加わる。
アメリカ、フランス、シンガポールなど、16カ国、2000店舗以上の国内外の対象レストランで、利用料金のキャッシュバック特典を20%から50%に拡充する。このグローバル・ダイニング・キャッシュバックは年間最大4万円に及び、中には予約困難な名店もある。
スポーツ、芸術、音楽など、会員限定イベントの先行申し込みや専用エリアの用意、限定ギフトなど、プラチナ・カード会員だけのPlatinum Experiencesを通して、特別な体験ができる。4月にはプラチナ・カード会員向けの「アメックス・エキスペリエンス・アプリ」も登場。各種イベントの最新情報をタイムリーに受け取れる。
これら新たな5つの特典以外にも、従来の人気の特典が用意されている。例えば、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」では、世界約1800カ所の厳選されたラグジュアリーホテルで、2人分の朝食や16時までのレイトチェックアウト、滞在中に利用できる100ドル相当のクレジットなどの特典が受けられる。
24時間365日、旅の準備やレストランの予約など、さまざまな要望に対応してくれる「プラチナ・コンシェルジュ・デスク」も好評だ。
2025年7月には、羽田空港にプラチナ・カード会員が利用できる、日本初で世界30番目の空港ラウンジ「センチュリオン・ラウンジ」がオープンした。海外への搭乗前の時間を快適に過ごすことができる。
2025年からF1日本グランプリの人気席の限定販売や、現地観戦のプレミアムな特典を提供。USJの貸切イベントや、紅葉の季節に開催される京都の清水寺のライトアップイベントなど、プラチナ・カード会員向けにさまざまな特別イベントが用意されている。
7月1日に実施された「プラチナ・カード記者発表会」に登壇したアメリカン・エキスプレス・インターナショナルの日本代表である須藤靖洋氏は、自社のプラチナ・カードの優位性について、次のように語った。
「プラチナ・カードという名称は、実はアメリカン・エキスプレスの登録商標。日本のプレミアムカードのパイオニアとして、アメックスでしか得られない体験を常に意識している。カードのデザインは世界共通。全世界で同じ体験を得られることが、アメックスならではの価値だと思う。人生を豊かにしたいという意欲を持っている人、人生の価値観を持っている人にこのカードを持ってもらいたい」
海外航空券の10万円分のクーポンや、1泊5万円相当の無料宿泊券を2泊分、対象レストランでの4万円分のキャッシュバックなど、さまざまな特典を利用することで、年会費分以上のメリットが得られる。カードを持つだけで得られるホテルのメンバーシップや、各種イベントでの特別な体験など、金額で言い表せない価値もある。
とはいえ、これらの特典を大いに利用するためには、年間500万円以上のカード利用が求められる。これまではカードを持つだけでよかったところ、今後は積極的に使っていく必要が生じる。そういう意味では、一段ハードルが高くなった印象だ。
年間500万円以上のカード利用があり、海外旅行や国内旅行、外食、イベント参加など、積極的に活動する好奇心旺盛な人におすすめのカードだ。
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