NTTドコモのパナソニック モバイルコミュニケーションズ製端末「P-07A」は、3つのボディスタイルを使い分けられる「トリニティスタイル」や、シーン自動判別機能「おまかせiA」を搭載したカメラなどに加え、“ゲームケータイ”としての性能の高さも特徴だ。端末には、専用ゲーム機顔負けのハイクオリティーなグラフィックが楽しめる「機動戦士ガンダムオンライン プロローグ版」と「レイトン教授と悪魔の箱」がプリインストールされている。
特にガンダムオンラインは、iアプリオンラインに対応することで“6人同時の通信対戦”をハイレベルな映像表現とともに実現した。今回は、3Dのモビルスーツが6体同時に動き回る様子を動画で紹介しつつ、コンテンツ担当者が語るP-07Aの“ゲーム機”としての性能に迫る。
「P906i」にプリインストールされた「機動戦士ガンダム U.C.0079」に続く“ガンダム×パナモバ”のケータイゲームとして登場したガンダムオンライン。U.C.0079でも、3.1インチのディスプレイ上で滑らかに動く3Dガンダムの姿は圧巻だったが、こうした高い表現力はP端末が搭載する総合プラットフォーム「UniPhier(ユニフィエ)」のポテンシャルや、ゲーム会社との協力体制によるソフトとハードの細やかな最適化があってのものだ。
P-07Aではさらに、チップ性能の向上やメモリの増加などにより、表示できるモビルスーツの数や、描写の滑らかさがアップしている。「P906iでは、モビルスーツが画面に4体出ると(処理が追いつかずに)フレームが落ちはじめていたのですが、P-07Aでは6体が画面で動き回っても問題ありません」(バンダイナムコゲームス NE事業本部 第2コンテンツディビジョン NE第1プロダクションの近藤貴浩マネージャー)
また、フレーム数そのものも増えている。前作が常時25フレーム/秒だったのに対し、新作では常時30フレーム/秒を実現。従来より動きを滑らかに描写できるようになった。さらに、メモリの増加によりマップの広さは従来の4倍以上になっている。
もちろんこれらの進化点は、オンライン対戦でも損なわれない。ユーザーが操作するモビルスーツの動きをサーバーに送信しながら、他人のモビルスーツのデータも受信して、それを繰り返しながら30フレーム/秒を実現。広いバトルフィールドの中で、高低差を生かした対戦も楽しめる。
さらに、オンライン対戦では滑らかな描写に加え、“キャラ飛び”やラグ(遅延)の少なさもポイントだ。これには、iアプリオンラインの仕様が一役買っている。「一定のデータ量を超えなければ秒間に何回でも通信ができるため、素早くデータ送受信できる」(近藤氏)。こうしたラグの少なさは、特に接近戦で効果を発揮するという。
それでは、実際にゲームの中でモビルスーツがどれくらい“動く”のか、下にある動画で見ていただきたい。
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