写真で解説する「SH009」（2/2 ページ）

[mi2_303，ITmedia]

　簡単にデコメが作れる「スマートデコレーション」機能は、メール作成後にメールキーを押すだけで、文字色や背景色、デコレーション絵文字が自動挿入される。配色などの組み合わせも、左のソフトキーを押すだけで簡単に切り替えられる。

　「おはよう」ではなく、「おはよ〜」などの表記揺れも、しっかりと認識してデコメに変換してくれるのが便利だ。長文を打った場合、どのように変換されるのか楽しくなってしまう。

スマートデコレーション機能は、通常通り作成したテキストベースのメールを、デコレーション絵文字入りのメールに変換できる。スマートデコレーションを選択すると文字色、背景色が反映され、違う候補を選ぶとイメージも変わる

同じ「おはよう」でも語尾を「〜」にした「おはよ〜」では、また違った雰囲気に変わった

　800万画素のCCDカメラを搭載しており、CMOSカメラを搭載していたSH005と比べて薄暗い場所での撮影や動きの速い被写体の撮影にも強くなったという。カメラ機能を生かした面白い機能としては、ラクラク瞬漢／瞬英ルーペが面白い。読みの分からない漢字や、意味を知りたい英単語などの上にカメラをかざすと、読みや意味を表示する機能だ。その場で決定キーを押せばスマートリンク辞書検索で詳細を確認することもできる。

800万画素のCCDになったSH009のカメラ

カメラを用いる便利な機能として「ラクラク瞬漢／瞬英ルーペ」を搭載している。読みを知りたい単語にルーペをかざすと、漢字の読みを表示する。さらに決定キーを押すとスマートリンク辞書と連携した国語辞典が表示される

同じく「ラクラク瞬間／瞬英ルーペ」で英単語にカメラをかざすと、単語の意味が表示される。単語を認識した状態で決定キーを押すとジーニアス英和辞典MXが呼び出され、言葉のみを表示する。見出しから詳細表示に切り替えれば、細かな意味の確認ができる

　画面表示に用いるフォントには、スタンダード、太ゴシック、SHスリムタッチの3種類のアウトラインフォントを内蔵。手書き風のSHスリムタッチは、丸いフォントが醸し出す柔らかい印象がSH009のコンセプトにマッチしていると感じた。

SH009にプリインストールされている用意されている3種類のフォント。スタンダードなゴシック体と、力強い印象というより、視認性が良くなる印象の太ゴシック、そしてメール本文などで優しい雰囲気が出るSHスリムタッチ