「撮る」「見る」「共有する」を1本に――Instagramで手軽に始めるスクエアフォーマット(1/2 ページ)

» 2010年11月02日 11時00分 公開
[岡本紳吾,YAMAAN!]

 最近TwitterなどでiPhoneアプリの「Instagram」を使って撮影された写真が盛り上がりを見せている。Instagramは「写真のTwitter」と言われるだけあり、撮影した写真にさまざまなエフェクトを付加したうえで、Twitter、flickr、Facebook、Foursquare、tumblrといったソーシャルサービスで共有することができる。そのソーシャル性の高さが受け、リリース後6日で10万人のユーザーを獲得したそうだ。

 Instagramというとソーシャル性ばかり注目されがちだが、筆者はスクエアフォーマットこそこのアプリの楽しさなのではと考えている。そこで今回はInstagramの使い方を通して、スクエアフォーマットに触れてみようと思う。

Instagramのインストール

 InstagramはiPhoneアプリなので、まずiPhoneが必要となる。アプリケーションはAppStoreで無料ダウンロードが可能だ。

 Instagramを起動すると、「Popular」として多くの写真が表示される。PopularはlikeというFacebookやmixiでいうところの「いいね!」がたくさんつけられた写真がリストアップされるところだ。これだけでも十分楽しめてしまうわけだが、Instagramを使うためにサインアップを済ませよう。

photophoto ログイン前の画面(写真=左)、サインアップ画面(写真=右)

 サインアップ自体は英語ですることになるが、必要な情報はメールアドレスとユーザーIDぐらいなので戸惑うことはない。アカウントを作ったら、メールアドレスなどを用いて既にInstagramのアカウントを持っている知人を探すことができる。ほかのユーザーをフォローすれば、「Feed」にその人たちの写真が表示されるようになる。

 ログイン後に「Popular」をチェックすると、そのユーザーをフォローやlikeしたり、コメントをつけることができるようになっている。気に入った写真をlikeしたり、そのユーザーをフォローしてみよう。

 「News」はフォローされたりlikeされたりした履歴が残る。また、起動時に前回終了時からフォローやlikeがあれば、ポップアップで知らせてくれる。右端の「Profile」からはアカウント設定ができる。プロフィールを編集したり、友達を探すこともできる。

 写真の撮影は中央の「Share」から行う。起動すると角丸のスクエアの画面が開き、写真を撮影できる。今まで縦位置か横位置で撮影していた人からすると、若干戸惑うところがあると思う。

スクエアフォーマットとは

 スクエアフォーマットは中判カメラのローライフレックスやハッセルブラッド、ホルガなどが採用している真四角(縦横のアスペクト比が1:1)の画面(フィルム)フォーマット。デジタルカメラでも一部機種でこのフォーマットを利用できる。

 一般的な3:2のフォーマットに比べて領域が圧縮された印象を受けるので、緊張感のある構図になると言われている。奥行きや広がりといった表現がスクエアでは出しにくいので、絵作りで勝負をかける玄人向けともいえる。

 スクエアフォーマットの場合、あとになって縦にも横にもトリミングして使えるのが利点というカメラマンも存在する。ちなみに、9分割グリッドによる構図の決め方も、スクエアフォーマットだとこのようになる。

photo 六本木ヒルズ森タワーから撮影した夜景。3:2の元画像に対してスクエアにトリミングするとこのようになる(Apertureの編集中画面からコピーしたものを加工している)
photo 縦位置ではこのように。どのようにトリミングするかは個人の好みによるところだ。

 スクエアフォーマットについて簡単に説明したところで、早速撮影してみよう。Instagramを起動してShareをタップし、カメラを起動しよう。そのまま撮影することもできるし、既存の写真を読み込んで次のステップに進むこともできる。

photo


 構図を決めてシャッターを切れば、フィルタを選ぶ画面に移行する。フィルタは11種類(+無加工)。それぞれのフィルタにはフレームが設定されてあり、手焼きしたときの質感であったり、スクラッチ効果などが写真に付加される。気に入ったフィルタを選ぼう。

 以下はフィルタの効果サンプルだ。

photo 「Normal」 もちろん撮ったままの共有もできるようになっている
photo 「X-Pro II」 クロスプロセス風に仕上がる。クロスプロセスというのは、ネガフィルムをリバーサルフィルムの現像液で現像したり、その逆を意味する言葉だ
photo 「Lomo-fi」 おそらく、Lomoのフィッシュアイレンズ風だろうか。周辺減光の効果が付加され、コントラストも高めに仕上がる


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