最大21Mbps通信対応の「Pocket WiFi(GP01)」フォトレビュー3月中購入で、7時間大容量バッテリーがもらえる

» 2011年03月10日 20時22分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

カタチや使い勝手は同じまま、「もっと速いのを」という人向け

photo HSPA+通信対応の「Pocket WiFi(GP01)」。これまでのPocket WiFiとボディや使い勝手はほぼ同じながら、より高速に通信できるようになる。左はテザリング対応のAndroidスマートフォン「Pocket WiFi S」

 小さいボディに必要な機能だけを手軽に利用可能。一般層にも認知度が高まっているポータブル無線LANルータ Pocket WiFiシリーズに、“より高速に”通信できる進化・上位版が登場する。イー・モバイル「Pocket WiFi(GP01)」は、初代Pocket WiFi(D25HW)の手ごろなサイズ感や使い勝手はそのままに、より高速なデータ通信が期待できる下り最大21Mbps/上り最大5.8MbpsのHSPA+通信に対応したのが特徴だ。2011年3月12日に発売する。

 外観やカラーリングは、GP01もD25HWもほとんど同じ。シルバー+ブラック(前面)とホワイト(底面・バッテリーカバー側)を基調とするカラーリングで、前面にアンテナ強度やバッテリー残量、無線LANセキュリティの方式を表示する液晶ディスプレイを搭載する。ボディサイズは48.6(幅)×95.5(高さ)×14.1(厚さ)ミリで重量は約80グラム(標準バッテリー装着時)となる。


photo 左が初代Pocket WiFiのD25HW、右がGP01。サイズはほとんど同じで、側面のボタン数や外部通信端子が変更されている。簡易NAS代わりなどとして使える外部メモリカードは最大32GバイトのmicroSDHCをサポートするようになった(初代は最大16Gバイトまで)。本体上部にストラップホールもきちんとある

 外観上の主な違いは、側面のボタンがD25HWの3つから2つに減り(3G通信オフボタンを省略)、外部端子がMini USB(USB Mini-B 5ピン)からMicro USB(USB Micro-B)となった程度か。GP01はD25HWの上位版という位置付けで、D25HWも併売するが「このデザインとカラーリングが“Pocket WiFi”のアイデンティティとして受け入れられているので、あえて同じものにした」(広報)という。ちなみにGP01という型番は、EMOBILE “G”4(の料金プランを用いる)+“P”ocket WiFiの1機種めを意味するようで、ガ○ダム試作1号機とは「基本的に関係ないと思う」(広報)とのことだ。

 バッテリーは3.7ボルト/1500mAhで、連続約4時間通信できる(連続待受は約300時間)。このほか、2011年5月以降にGP01専用の大容量バッテリー(4200円)もオプション品に加わる。大容量バッテリーは3.7ボルト/2600mAhで、連続約7時間の通信が可能。大容量バッテリーの装着で本体は約6.9ミリ厚くなるものの、(これまでも、サードパーティ製の大容量バッテリーは存在したが)標準オプションキットとしてバッテリー動作時間が伸びる手段を用意してくれるのは安心できるといえる。期間限定でこの大容量バッテリーがもらえるキャンペーンも行うので、「さらに、より長く。しかもタダで」を望む人は早めに購入しておくことを勧めたい。2011年3月4日から3月31日のキャンペーン期間内に契約・購入した全ユーザーが対象になる。

 なおバッテリー動作については、非サポートながらUSB出力型の汎用ポータブルバッテリーの利用も可能だ。今回は実検証していないが、動作中の充電も可能とのことである。

外観は初代とほぼ同じ「Pocket WiFi(GP01)」。大容量バッテリーも標準オプションとして用意する
(再生できない場合はこちらから)


photophoto 通信端子はMicro USBに変更となった。非サポートだが、一般的なUSBポータブルバッテリーの利用は可能だという。D+/D−をショートした特別なケーブル・変換端子は必要なかった。そして、発売は少し先だがオプションで大容量バッテリーも用意する。大容量バッテリーは3.7ボルト/2600mAhで、連続約7時間動作する。大容量バッテリー用バッテリーカバーを装着すると約21ミリと少し厚めになる。付け替えは少し面倒だが、2つ合計で約11時間動作する環境を整えられるのはなかなか魅力だ。2011年3月31日までの購入で、後日、この大容量バッテリーと専用カバーがもらえる特典がある

 通信方式はW-CDMA/HSPA+ 1700MHz帯で、基本は日本国内でのイー・モバイル網でのみ利用できる。通信速度は下り最大21Mbps/上り最大5.8Mbpsとなる。

 無線LANは2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/n準拠で、最大5台まで無線LAN対応機器を同時接続(テザリング)できる(加えてプラス1台分、有線USBモデムとしても機能する)。簡単接続設定はWPSに対応、64/128ビットWEP、WPA-PSK、WPA2-PSK(TKPI/AES)、SSIDステルス、MACアドレスフィルタリングなどのセキュリティ機能はD25HWと同等だ。

photophotophoto 「http://pocketwifi.home/」よりアクセスするWeb設定ツールのUIはかなり変更され、ログインしなくても3Gの通信ステータスや設定プロファイルをチェックできるようになったほか、通信設定になれていないライトユーザー向けにステップバイステップで設定できる「かんたん設定」ツールを設けた。本体の物理スイッチは省かれたが、3G通信および無線LANの無通信時5〜20分後に自動オフしてバッテリー動作時間の延長を図る設定は備える
photophotophoto 無線LANはIEEE802.11b/g/n準拠。DHCPサーバ/ファイアウォール設定、SSIDステルス、MACアドレスフィルタリング、64/128ビットWEP、WPA-PSK、WPA2-PSKなど、ポータブル無線LANルータ機器としてはとりあえず標準的な機能を備える。電源オフ状態→テザリング通信が可能になるまでの起動時間は秒針読みで40秒ほど、残念ながら起動時間はそれほど短縮されていない印象だ(初代Pocket WiFiとあまり変わらない)。SPEEDTEST.netサイトで測定した通信速度の参考値は、PING:136ms/下り10.55Mbps/上り1.43Mbps。東京港区のイー・モバイル社内/平日13時ごろのやや利用者が多い(同社社員が多く利用しだしてしまった時間帯)環境での計測だったが、初代の下り最大7.2Mbpsは軽く超える実力を見せた
photophoto iPhone 4をGP01へ無線LANで接続し、同場所・ほぼ同時間帯に、同計測サイトのiPhoneアプリで速度を計測。右は3G接続時の速度

価格は、にねんM+G4スーパーライトデータプラン契約時で初期費5980円、月額1400円〜6380円

 利用できる料金プランはD25HWと異なり、GP01はEMOBILE G4ブランドのデータ通信端末向け料金プラン「EMOBILE G4データプラン/EMOBILE G4データプランB/EMOBILE G4スーパーライトデータプラン」を用いる。初期費となる端末価格は一括支払いのベーシック契約時で3万9580円、2年契約を条件にしたにねんM契約時で5980円。

 月額料金の一例は以下の通り。

契約種別 EMOBILE G4データプラン EMOBILE G4データプランB EMOBILE G4スーパーライトデータプラン
ベーシック契約時 6980円/月 5880円/月 2000〜6980円/月(無料通信:1000円分)
にねんS契約時 5580円/月 4480円/月 900〜5980円/月(無料通信:900円分)
にねんM契約時 5980円/月 4880円/月 1400〜6380円/月(無料通信:1000円分)
にねんL契約時 6980円/月 5880円/月 2400〜7380円/月(無料通信:1000円分)
にねんMAX契約時 7410円/月 6380円/月 2900〜7880円/月(無料通信:1000円分)
条件 通信量5Gバイト/月まで
パケット単価 0.042円

photo より高速を望むモバイルPC利用者はもちろんだが、初代のPocket WiFiと同様に携帯ゲーム機やポータブル音楽プレーヤー、タブレット機器との親和性の高さとともに、一般層への訴求もより推進したいという


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月17日 更新
  1. なぜ店員によって勧めるルーターが変わる? 自宅回線から逆算する、新生活に役立つWi-Fiルーター選びの超基本 (2026年04月16日)
  2. 3COINSの4180円「デバイスバンドPlusAL」を試す スマートウォッチの“最初の一歩”に最適な理由 (2026年04月16日)
  3. 「Nothing Phone (4a)/(4a) Pro」日本上陸 LEDで個性が光る5万円台からのスマホ、FeliCaにも対応 (2026年04月15日)
  4. YouTube、ショート動画の「視聴上限0分」設定を一般開放 ダラダラ視聴抑止へ (2026年04月16日)
  5. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  6. KDDIがSIMフリーブランド「au Flex Style」開始、第1弾は「Nothing Phone (4a)」と「OPPO Find N6」 (2026年04月15日)
  7. 「好きな決済音」はありますか? SuicaやWAONを抑え、1位に「あの音」がランクイン――バイドゥ調査 (2026年04月16日)
  8. Google Geminiが「あなた個人に適した回答」を “パーソナル インテリジェンス”日本で提供 (2026年04月15日)
  9. 「iPhone 17 Pro」を5カ月使い倒して分かった真価 バッテリーと放熱性能には満足だが細かな不満も (2026年03月19日)
  10. 新型「Amazon Fire TV Stick HD」登場 本体をスリム化+USB Type-C端子搭載で6980円 (2026年04月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年