写真で解説する「AQUOS PAD SHT21」:防水・防塵のLTE対応7インチ(1/2 ページ)

» 2012年11月13日 03時10分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 各社から7インチクラスのディスプレイを搭載したタブレット製品が登場するなか、KDDIが12月中旬に発売する予定なのが、シャープ製の「AQUOS PAD SHT21」だ。

photophoto 「AQUOS PAD SHT21」

 最大の特徴といえるのがシャープの新世代ディスプレイ「IGZO」液晶を搭載した点。IGZOと聞くとフルHD以上の高解像度を期待してしまうが、AQUOS PADのディスプレイは解像度が1280×800ピクセルのワイドXGAとなっている。とはいえ、IGZOのもう1つ売りである省電力性は存分に生かされており、発表会場ではアモルファスシリコンを使った従来型液晶と比較して、約3分の1の電力で駆動する様子が展示されていた。省電力を実現している秘密は、シャープが「液晶のアイドリングストップ」と呼ぶ仕組み。静止画を表示する際にCPUからの信号を止め電力を節約するもので、これまでのS-CGSilicon液晶システムと同じ働きだが、「S-CGSilicon液晶システムは(6インチ以上の)大きなサイズに適していない」(説明員)とのことで、タブレットではIGZOディスプレイの出番となったようだ。

photophoto AQUOS PADに使われているIGZO液晶(1280×800ピクセル)と、アモルファスシリコンを使った従来型液晶(1024×600ピクセル)の消費電力を比較したデモ。IGZOのほうが解像度が高いにも関わらず、3分の1程度の電力で駆動している

photophoto 上面にはスタイラスペンとワンセグアンテナを収納(写真=左)。底面に、microSDカードスロットとSIMカードスロット(サイズはMicro SIM)、Micro USB端子がある

photophoto 左側面(写真=左)には何もない。右側面に電源ボタンとボリュームキーがある(写真=右)

photophoto 端末の正面から向かって左側にあるのがワンセグアンテナ、右側にあるのがスタイラスペン

photophoto もちろんワンセグアンテナを引き出して端末を横置きにしたところ(写真=左)。底面のmicroSD/MicroSIMカードスロットは1つキャップを共用している。その隣はMicro USB端子

photophoto ディスプレイ上部のアップ(写真=左)。約31万画素CMOSのインカメラとセンサー類がある。同じく下部(写真=右)。タブレットのため、ホームキーや戻るキーなどはタッチパネル内に表示される

photophoto 背面上部のアップ(写真=左)。外部スピーカーと有効約808万画素裏面照射型CMOSのメインカメラ、フォトライトを配置。同じく背面下部(写真=右)。側面近くに卓上ホルダ用の電源端子と、マイクを備える

photo 付属の卓上ホルダに置いたところ

 ちなみに、気になる連続待受時間は「測定中」で明らかになっていない。バッテリーは3460mAh(ユーザーによる交換はできない)と大容量のため、どれくらいの使用時間になるのか今から楽しみだ。

 またIGZOは静電式タッチパネルに与えるノイズの影響が少ないため、より正確なタッチ操作が可能で、細いペンや指先でも細かい手書き入力が可能だという。加えて、ディスプレイ周りの配線を細くすることができ、幅106ミリという狭額縁設計を実現できたとする。

photophoto 7インチタブレットの中ではかなり細く、軽いこともあって片手でもなんなく持てる。バッテリーはユーザーが交換できないタイプ

 ちなみにほかの7インチタブレットの横幅は、Nexus 7が120ミリ、iPad mini(Wi-Fi)が134.7ミリ、Kindle Fireが120ミリ、Kindle Fire HDが137ミリ。7.7インチと若干大きめのディスプレイを搭載するGALAXY Tab 7.7 Plus SC-01Eは幅133ミリと、確かに同クラスのなかでもかなりスリムなのが分かる。重さも約280グラムと、こちらもひときわ軽量だ。さらにボディは防水・防塵仕様で、これもライバルとの大きな差別化ポイントと言えるだろう。ボディカラーはフィールブラックの1色のみ。背面は全面にシボ加工を施しており、滑りにくく指紋が目立たないのもうれしい。

photophoto 持ち合わせていた「GALAXY Note」との比較

 auはこれまでタブレット端末をいくつか販売してきたが、いずれもWi-Fi専用モデルだった。3Gや4Gなどの移動体通信規格、いわいるセルラー対応なのは意外にもAQUOS PADが初めての製品。対応するのは4G LTE(下り最大75Mbps/上り最大25Mbps)とWIN HIGH SPEED(下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbps)のデータ通信のみで、音声通話には非対応となっている。

 料金プランはデータ端末向けのWINシングルフラットがベースになるようだが、専用料金が登場する可能性もあるという。なお、マイクと外部スピカーを備えているため、SkypeやLINEなどの通話アプリを利用することは可能だ。

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