Microsoft、Windows Phone 7.8を来年初頭にリリースへ

» 2012年11月29日 08時35分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは11月28日(現地時間)、「Windows Phone 7.5(コードネーム:Mango)」の次期モバイルOS「Windows Phone 7.8」を来年初頭にリリースすると発表した。

 Windows Phone 7.5端末はWindows Phone 8にはアップグレードできないが、7.8にアップデートすれば、サイズ変更可能なLive Tileなど、Windows Phone 8の機能の一部を利用できるようになる。

 Microsoftは6月、Windows Phone 8の発表の直後にWindows Phone 7.8を発表したが、その後沈黙を守っていた。

 Microsoftは現在、Nokia Lumia 900などの既存のWindows Phone 7.5端末のメーカーやキャリアと協力し、これらの端末を2013年初頭にアップデートできるよう準備中という。

 また、主に新興国市場でのWindows Phone 7.8端末の販売を拡大する。販売地域を30%以上拡大し、95カ国で販売する計画という。Windows Phone 8より低価格の端末を新興国市場で販売することで、モバイルアプリストアWindows Phone Store(Windows Phone 8と共通)やXboxのサービスの売り上げを増加させる戦略とみられる。

動画が取得できませんでした
6月に公開された説明動画

変更履歴:本文で、MicrosoftがWindows Phone 8と同時にWindows Phone 7.8をリリースする予定だったとしていましたが、そうした正式な発表はありませんでした。お詫びして修正いたします。[2012/11/29 13:40]



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