「我々は来年、ドコモの営業利益に並ぶ」――ソフトバンク孫社長

» 2013年01月31日 19時05分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo ソフトバンク 孫正義社長

 「我々は来年、国内の事業だけで、ドコモの営業利益に並ぶ」

 ソフトバンクは1月31日、2012年度第3四半期(4〜12月期)決算を発表した。売上高は前年同期比4.7%増の2兆5097億円、営業利益は前年同期比12.6%増の6001億円で、増収増益となった。決算会見でソフトバンクの孫正義社長は、通期目標である営業利益7000億円の達成を確実視。さらに、2013年度の国内事業の営業利益の見通しを8000億円とし、NTTドコモの営業利益(2012年度目標8200億円)に迫ることを強調した。

 2012年4〜12月期は、「iPhone」や「iPad」、さらに子どもやお年寄りをターゲットにした「みまもりケータイ」の販売好調などにより、純増契約数は237万3000件(4〜12月累計)に。契約が増えたことで通信料売上が増加し、売上増加に寄与した。

 孫社長は会見で、業績が順調であることを強調し、通期の営業利益目標である7000億円を確実に達成できるとした。また、2013年度の営業利益の見通しを8000億円と発表。「ドコモの営業利益は毎年8000億円を少し超えた程度。今年も8200億円の見通しだ。我々は来年、ついにそのレベルに達する」と話し、ボーダフォン買収時から掲げてきた業界1位のポジション獲得に挑戦する姿勢を見せた。

 2013年、同社は米Sprint Nextelを買収完了する予定だが、目標の8000億円は国内事業に限った営業利益を指すという。また、買収に合わせて国際会計基準(IFRS)を適用するが、営業利益8000億円は従来の会計基準で達成するとした。

 IFRS適用による海外も含めた2013年度連結営業利益は、買収に伴うさまざまな一時的費用もかんがみ、7000億円前後を想定。2014年度には、同社の最高益更新を見込む。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月15日 更新
  1. サイゼリヤは“折りたたみスマホお断り”なのか? セルフ注文画面が話題、真偽を実機で確かめた (2026年05月13日)
  2. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  3. ドコモ、5G速度で首位も「一貫した品質」でなぜ最下位? auが10部門で受賞 Opensignal調査 (2026年05月14日)
  4. 大幅刷新の「iAEON」「AEON Pay」アプリは何が変わった? 使い分け方や便利な機能を解説 (2026年05月12日)
  5. KDDI松田社長「povoを楽天モバイルの副回線に」――自らアイデア例示 ローミングは26年9月で一区切り (2026年05月13日)
  6. 「駅のQRコードが読み取れない」――ネットに落胆の声 なぜ“デジタル時刻表”が裏目に? (2025年12月25日)
  7. IIJ谷脇社長、ドコモ回線問題について「キャリアとMVNOの原因切り分けが難しい」 IIJmioの値上げは予定なし (2026年05月14日)
  8. 楽天、MNO本格参入後に初の黒字化 三木谷会長「KDDIローミング終了」と「値上げ」は明言避ける (2026年05月15日)
  9. 楽天G三木谷氏「(モバイル)ユーザーに迷惑かけない」――KDDI側も理解 気になる2社ローミングの行方は (2026年05月14日)
  10. スマホ“最大規模の値上げ”はいつまで続く? 「1円スマホ」が存続危機、一方で影響を免れる中国メーカーも (2026年05月14日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年