第2回 スマホの支払い、小さな節約の積み重ねでここまで下がる:誰でも簡単! LTE対応スマホ初心者の料金節約術(1/3 ページ)

» 2013年06月14日 10時00分 公開
[小林誠,Business Media 誠]

 LTEスマートフォンの月額料金が、フィーチャーフォン(従来型の携帯電話)に比べて高くなることを、連載の第1回目で解説しました。パケット通信は、通信キャリア各社が定額料金を用意していますが、通話については基本使用料こそ安いものの無料通話分がなく、30秒あたりの通話料も3Gに比べて高いのです。

 そのため、通話やメールが利用の中心で、Webを見たり大きなデータをやりとりしない人にとってはパケット定額の料金が高く感じられるでしょうし、通話をたくさんする人は通話料が高くなるばかりです。

 一方で、スマートフォンを使い始めると、Webブラウザやアプリを利用する機会がとても多くなります。スマートフォンの場合、ブラウザはPC向けのWebサイトを表示するので、1画面あたりの情報量が多くなります。最近ではスマートフォン向けの専用サイトも増えていますが、一画面あたりの情報量はフィーチャーフォンに比べて多く、次々とページをめくっていくと通信量は増えてしまいます。

Photo iPhoneでPC向けサイト(左)とスマートフォン専用サイト(右)を閲覧したところ

 また、撮影した写真をDropboxのようなオンラインストレージにアップロードしたり、PDFやOffice文書をメールでやり取りすることも、フィーチャーフォンを使っていた時に比べて増えるでしょう。ここはパケット定額が一定額である点を生かして、積極的に通信をしたいところです。

 通話については、次回、SkypeやLINEといった無料通話サービスを紹介します。これらのサービスはパケット通信を使って通話するため、余分な通話料をかけることなく話せるのがメリット。通話料も抑えることができます。

通話に気をつければ料金は抑えられるハズなのに……

 仮に、通話を「無料通話サービス」に任せて、スマートフォンでパケット通信ばかり使ったとしましょう。すると毎月の支払い料金は以下のようになります※。

※ユニバーサルサービス料、機種変更時の手数料は除いています。

■LTEスマートフォンの主な料金
項目 NTTドコモ au ソフトバンクモバイル イー・モバイル
基本使用料 780円(タイプXiにねん) 980円(LTEプラン) 980円(ホワイトプラン) 980円(LTE電話プラン(にねん))
インターネット接続料 315円 315円 315円 上記に含む
パケット定額サービス 4935円(Xiパケ・ホーダイ ライト) 5985円(LTEフラット) 5460円(パケットし放題フラット) 3880円(データ定額5)
合計 月6030円 月7280円 月6755円 月4860円

 支払う料金は、基本使用料とパケット定額料、インターネット接続料(spモードなど)の合計になります。パケット料金は一定額なので、これ以上支払う料金は増えません。読者のみなさんの中にも、LTEスマートフォンに変更する際に「あまり通話はしないから」と、これくらいの料金を想定していた人が多いのではないでしょうか。

 さらにLTEスマートフォンに機種変更すると、毎月の割引もあります。購入したスマートフォンにもよりますが、合計額はおよそ1000〜2000円は安くなるはず。すると特別な使い方をしなくても月額4000円以下でLTEスマートフォンが使えるはずです。それなのに、なぜ、「毎月支払う料金が多い」「毎月の支払いが1万円を超えている」ということが起こるのでしょうか。

スマートフォンの支払いが、月額1万円を超えてしまう理由

 なぜ予想よりも高額の支払いになってしまうのか。その原因は、以下の4つが考えられます。

  1. 通話時間が長い。
  2. スマートフォンの分割代が含まれる。
  3. オプション料金を支払っている。
  4. アプリ、サービス代を支払っている。

 1は仕方がありません。現状、LTEスマートフォンの料金体系では、話せば話すほど通話料が上がる仕組みだからです。この対策は通話をしないか、次回の連載で紹介する「無料通話」アプリを使うかです。

 2は、誤解されがちな原因です。多くの人はスマートフォンを分割払いで購入しているので、その分割支払い金が毎月の料金に含まれます。毎月の割引があるとはいえ高額なスマートフォンは分割支払いの金額も高く、毎月の支払いで相殺しても、月額の支払いに1000〜2000円が上乗せされることがあります。

 これを防いで、支払う料金をシンプルにするなら、LTEスマートフォンを「一括払い」で購入することです。分割で支払っている人も、サポートセンターに連絡すれば、残額を一括で支払うことができます。なお、一括で払うと毎月の支払額は減りますが、トータルの端末代金は分割でも一括でも変わりません。

 地味に毎月の支払いを増やしている原因は3と4かもしれません。3のオプション料金とは、ケータイショップでスマートフォンを購入するときに「オプションに加入するとスマートフォンをもっと安く買えますよ」と、ショップの店員さんがいう、あの“オプション”です。

 ケータイ会社が提供している留守番電話や補償サービス、あるいはコンテンツ会社の月額課金サービス(音楽聞き放題、デコメダウンロードし放題サービスなど)に複数加入することで、スマートフォンを安く買えるのです。店員さんは「加入しても○カ月後に解除すればいいですよ」とか「最初の月は無料です」などといいますが、つい、忘れてそのままになっているケースも多いのです。これを放っておくと、毎月の支払い額が増えてしまいます。

 4も同じで、使わなくなったのに解約を忘れている月額課金サービスが残っているケースがあります。例え1つのサービスが月額157〜525円だとしても、いくつも契約しているとけっこうな額になるので注意が必要です。

 ここでは4つの原因を挙げましたが、どれが原因で料金が高くなっているのでしょうか。料金明細を見れば、それが分かります。

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