ドコモメールがスタート iPhone 5s/5c対応は12月以降の予定Mobile Weekly Top10

» 2013年10月28日 19時51分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 今回のMobile Weekly Top10は、10月21日から10月27日までに読まれた記事のアクセス数を集計した。先週は「ドコモメール」の利用が始まり、機種ごとの提供スケジュールや利用方法を紹介した記事が人気だった。

 ドコモメールはスマホ向けのキャリアメールである「spモードメール」を代替するサービス。まずは最新の冬モデル2機種、夏モデル10機種向けにスタートし、段階的に対応機種を拡大する。現時点でドコモは、Android OS 4.0以降かつdocomo Application Managerに対応した機種として、2012夏以降に発売されたモデルのサポートを表明している。それ以外のAndroidスマホでは、引き続きspモードメールを利用することになる。またiPhone 5s/5cは12月以降に対応する予定だが、専用アプリではなくiPhoneの「メール」アプリにドコモメールのプロファイルを追加して送受信する方式だ。

 ドコモメール最大の特徴は、クラウド化によるマルチキャリア・マルチデバイス利用が可能な点。「docomo ID」を使ったユーザー認証により、WebメールやIMAPのサービスも提供される。ドコモユーザーであれば他社のスマートフォンやタブレット、PCからもキャリアメールにアクセスできるなど、同社のオープン戦略を象徴するようなサービスといえる。

 なお、10月25日に行なわれたドコモの決算会見では、スタート直後の利用者数について同社の加藤社長が「ドコモメールの利用者は25日13時半の時点で約16万」であると言及している。

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