コンセントプラグに「見守り機能」を持たせるという発想はなかったが合理的:Mobile Weekly Top10

» 2026年04月11日 13時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2026年4月2日から4月8日までの7日間について集計し、まとめました。

サイチのプラグ サイチが発売する「そっと見守るWi-Fiセンシングプラグ」

 アクセス数の1位は、愛知県西尾市のサイチという企業が4月15日に発売する「そっと見守るWi-Fiセンシングプラグ」という商品を紹介した記事でした。直販価格はプラグ3個とドアセンサーのセットで3万580円(初期設定費込み)となっており、別途1078円の月額料金が掛かります。

 このプラグはWi-Fi(無線LAN)の電波を使って人感センシングを行うことが特徴で、カメラによるセンシングと比べるとプライバシーを侵害せずに“見守り”を行えることがメリットです。

 「無線LANの電波を使った人感」というのは以前から技術開発は行われていて、例えばIntelは2022年の時点で技術デモを披露しており、現在は同社のWi-Fiモジュールを搭載する一部のPCで無線LANベースの近接検知機能を利用できます。また、無線LANの規格を定める米IEEEでも、2025年に無線LANの電波を使って物体の移動を検知する仕組みが「IEEE 802.11bf」として策定されました。

 この「Wi-Fiセンシング」は、人物(物体)の移動によって生じる電波の“ゆらぎ”を使って動体を検知します。そのため、カメラや受動赤外線(PIR)センサーを使った動体検知と比べると少ないセンサーで広範囲の検知を行えるというメリットがあります。今後、Wi-Fiセンシングを活用した機器は多数出てくるものと思われます。

 ただ、サイチの今回の製品のように、コンセントプラグとしてセンサーを用意するという発想は正直ありませんでした……。ただ、「Wi-Fiエクステンダー」や「メッシュWi-Fi」の存在を考えると、確かにありうる(というか合理的な)ソリューションなんですよね。設置も簡単ですし。

 「Wi-Fiで見守り」は、どこまで広がるのでしょうか……?

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