「Xperia Z2 Tablet」――世界最薄・最軽量で防水の10.1型タブレットを徹底検証(実力テスト編)歴代モデル、Nexusとも比較(2/3 ページ)

» 2014年06月25日 09時30分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

注目ポイント:豊富な純正アクセサリを用意

 先代のXperia Tablet Zに比べて、豊富なソニーモバイル純正アクセサリを用意しているのも見逃せない。

 充電機能付きの卓上ホルダ「DK40」(直販価格3200円/以下、すべて税別)、Bluetoothスピーカードック「BSC10」(1万5000円)、タブレットカバースタンド付きBluetoothキーボード「BKC50」(1万2800円)、ハンドセット機能付きBluetoothリモートコントローラー「BRH10」(9800円)、スタンド機能付きフリップ/ブックレットスタイル保護カバー「SCR12(W)/(B)」(5000円)、ラージスクリーンプロテクター「ET974」(2000円)を用意している。BKC50とBRH10は2014年6月27日発売予定、そのほかは発売中だ。

 Xperia Z2 Tabletの下部にはアクセサリ接続用の端子を備えているが、この端子は防水用のカバーがないため、卓上ホルダなどへ手軽にセットできる。ただし、先代のXperia Tablet Z用クレードルとの互換性はなく、Xperia Z2 Tabletで利用できないのは惜しい。

 今回は卓上ホルダ、Bluetoothスピーカードック、スタンド機能付きフリップ/ブックレットスタイル保護カバーを入手したので、写真とともにそのインプレッションを簡単にお伝えしよう。

充電機能付きの卓上ホルダ「DK40」はシンプルなデザインだ。サイズが約80(幅)×80(奥行き)×20(高さ)ミリ、重量が約54グラムと、コンパクトで場所を取らない。装着すると、画面のチルト角度は110度に固定となる。物理的に大きなガイドがなく、最初はきちんと接点が接触しているのか不安もあったが、接点の部分にマグネットが内蔵されており、カチっと音もするので問題ない。溝に沿って滑らすように設置すると確実に装着できる

※記事初出時、卓上ホルダの写真に誤りがありました。おわびして訂正いたします(2014年6月26日15時/PC USER編集部)

Bluetoothスピーカードック「BSC10」は、出力5ワット+5ワットのスピーカーを内蔵し、パワフルな低音を鳴らすことができる。高音質デジタルアンプのS-Masterも搭載し、音質にもこだわった。ドックにNFCを内蔵しているため、タブレット背面に備えたNFCをかざすたけで接続が可能だ。小型のACアダプタを接続して利用する
Bluetoothスピーカードックにタブレット本体を装着した様子。正面からの見た目はシンプルだ。卓上ホルダと同じように、画面のチルト角度が固定される。Xperia Z2 Tabletはソニー独自のさまざまな音響技術を搭載するが、薄型軽量ボディなのでサウンドのパワーはそれほどでもない。家庭でじっくり映像・音楽コンテンツを楽しむのに有効なアクセサリだ
スタンド機能付きフリップ/ブックレットスタイル保護カバー「SCR12(W)/(B)」は、ホワイト(W)とブラック(B)を用意。タブレット本体をすっぽり覆うカバーで、前面のフタは3カ所が曲がる構造だ。カバーの開閉に合わせて、画面表示のオン/オフが自動で切り替わる。カバー単体でのサイズは約266.3(幅)×175.5(高さ)×20(奥行き)ミリ、重量は約260グラム。タブレット本体と合わせた総重量はWi-Fiモデルで約686グラム、LTE/3Gモデルで約699グラムだ
スタンドとしての利用は、カバーの溝に置くパターンとカバーを畳んで支えとするパターンがある。画面のチルト角度は約105度、約125度、約135度、約145度など、さまざまな角度で利用できる
今回試用していないタブレットカバースタンド付きBluetoothキーボード「BKC50」。約17.5ミリのキーピッチを確保し、装着時は画面のチルト角度が約60度に固定される。サイズはキーボードのみで約260(幅)×135(奥行き)×5(高さ)ミリ、カバースタンド装着時で約278(幅)×200(奥行き)×17.5(高さ)ミリだ。重量はキーボードのみで約200グラム、カバースタンド装着時で約565グラム、タブレット本体と合わせた総重量はWi-Fiモデルで約991グラム、LTE/3Gモデルで約1001グラム。NFCによるワンタッチでの接続に対応する。まとまった分量の文章を日常的に入力するならば、検討したいアクセサリだ
今回試用していないハンドセット機能付きBluetoothリモートコントローラー「BRH10」。タブレットを操作しながらの通話や、離れた場所から動画再生、写真のスライドショーなどが行える。NFCによるワンタッチ接続も可能だ。通話機能はNTTドコモが扱うモデル「SO-05F」のみの対応となる。リモコン用スタンドも付属する
ソニーストア限定のアクセサリとして、fico prodotto di GANZOとコラボした牛革の「スリーブケース」(写真=左)と「クラッチバッグ」(写真=右)も用意。税別の直販価格はそれぞれ1万1000円、1万6000円だ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月18日 更新
  1. 資さんうどんが「PayPay」の取り扱いを停止 他のキャッシュレス決済は引き続き利用可能 (2025年12月16日)
  2. なぜ? U-NEXTが自ら「U-NEXT MOBILE」を立ち上げた理由 20GB実質300円、ワンプラン、eSIMのみの狙い (2025年12月17日)
  3. 総務省が「SIMのみ契約」のMNP優遇を問題視 端末値引きは規制緩和の可能性も? (2025年12月17日)
  4. 500ポイントもらえる「東京アプリ」のテストに参加する方法は? 1.1万円相当のポイント付与に向けた最終検証がスタート (2025年12月15日)
  5. ドコモ、“スマホ新法”の詳細は「公取委に問い合わせて」 施行前に自社サイトで案内 (2025年12月15日)
  6. スマホ新法は「オープンなAndroidエコシステム」と矛盾しない Googleが高く評価する理由 (2025年12月18日)
  7. Apple Watchいらず、iPhone単体でフィットネスの「ワークアウト」を測定する方法は? (2025年12月17日)
  8. テスラの車載Wi-Fiをワイモバイルの“子回線”と“バッテリーレス”ルーターを活用して“安く”構築した話 (2025年12月17日)
  9. 待望のおサイフケータイ対応、OPPO最高峰「Find X9」が示すスペックを超えた体験価値 (2025年12月16日)
  10. 通話も録音できるAI要約・文字起こし対応レコーダー「Notta Memo」がタイムセールで1万6992円に (2025年12月16日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー