ガラケーからスマホに機種を変えたとき、最も戸惑ったのが「フリック入力」という人も多いのではないでしょうか。
近頃はフリック入力ではなく、音声入力を頻繁に使う若い人もいるようですが、電車の中や街中での音声入力はやっぱり恥ずかしいですよね。
ということで、今回は知っておくと便利なフリック入力の裏ワザを紹介します。(動作確認:iOS 9.3.1版)
iPhoneで「iOS 8」から対応された仕様ですが、カギかっこは「や」を左右にフリックすると入力できます。()や【】なども候補に出るので、便利です。
これを知らないと記号の箇所にわざわざ画面移動してかっこを打つことになるため、かなり面倒です。
連続で文字を打ちたいときは、iPhoneの「設定」→「一般」→「キーボード」にある「かな」オプションの「フリックのみ」をオンにしましょう。
この「フリックのみ」をオンにしておけば、入力した瞬間に文字そのものが確定されます。確定を待つためのタイムラグもありません。
前述の「フリックのみ」をオンにしておくことで、他にもメリットがあります。
日本語のフリック入力を使っている場合、数字を入力したい場合は、「ABC」→「123」とタップしていかなければなりません。
違いが分かりますでしょうか? 左にあった変換し直すボタンが「英字モード」「数字モード」のボタンに変更されています。これで余計な切り替え作業が減ります。
「フリック入力が上手くできない」とガラケー打ちをしている人は、両手フリックをマスターすることでタイピングが驚くほど速くなりますよ。
人によってパターンが違いますが、左右の指を交互に使う人は右側一列と左側一列で打つスペースをそれぞれ固定することで速くなります。
別のやり方だと、右手・左手のゾーンを縦二列ずつで分ける方法があります。どちらにせよ、スペースによって打つ手を左右どちらかに固定し、常に一定のリズムでパッパッパッと打っていくことで速くなっていきます。
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