インタビュー
» 2016年09月10日 06時00分 公開

昔のポケモンと「ポケモンGO」で決定的に違うこと(2/3 ページ)

[すずまり,ITmedia]

ポケモンGOへの“モチベ”の悩み

すずまり 知名度や希少性が高いポケモンを捕まえると喜びはあるけど、本当に一瞬なのでモノを買う感覚に似てるかな。ポケモンを知らないからそもそもレアかどうかもよく分からないし、レアと言われても「何これ?」となってうれしくないこともあります。今は淡々と集めてる感じで、「よーし!」みたいな強いモチベーションはそこまでないです。

サダタロー ポケモンGOは「短期的、中期的な目標がない」っていうのを聞いたことがあります。本当にポケモンを集めることだけが目的なら飽きやすいのかなという印象ですが。

村上 ポケモン図鑑を完成させるというのが目的の1つですね。一応自分のアバターがいてレベルを上げるという要素はあるんですけど、特に上げたから何があるというわけでもなく、ストーリーがあるわけでもないですし。

サダタロー 本当に図鑑を埋めていく作業だ……(俺はそういうの苦手って顔をしながら)。

鳥羽 捕まえたポケモンの数や種類によってメダルを獲得できますけどね。

すずまり でもそれ、Ingressと違って他の人に見せられないからあまり自慢にならないですよね。非ポケモン世代はモチベーションの持続が難しい。あと、がっつりプレイできる人も限られてますよね。あるとさんは中学生だし、夜通しポケモン捕まえるとか無理じゃないですか。

あると 今は夏休みなんで、いつでもできるんですけど。中学校はスマホだめなんで、学校始まっちゃうと難しいです。

村上 学校にはスマホを持っていけないんだ?

あると ダメですね。学校始まったらやる時間はほとんどないです。

すずまり 学校から帰って、遅い時間にまた外に出るとかだと難しいですね。

Sakai 中学生だとそうなりますね。

鳥羽 ポケモンGOって子供もターゲットにしているからか、無理に課金させないような仕組みで、課金によるレベル差がつきにくいんですよ。そういうのはすごくいいなって思いますけど、まだまだ1人で遊ぶゲームっていう印象が強いんですよね。例えばアバターも自分しか表示されないし、相手のアバターをタップしたら対戦できる機能とか欲しいです。

鳥羽さん ポケモン世代の鳥羽さん。もっとユーザー同士でコミュニケーションを取る機能が欲しいという

村上 やっぱり1人でちまちま遊ぶより、対戦やトレードなど人と一緒に遊ぶ要素が欲しいですか。

鳥羽 そうですね。現状はリアルとゲーム内含めてイベントとかも特にないんで。また何か新しい機能が追加されたら寝ないでレベル30くらいまで上げちゃうかも(笑)。

ジムバトルが分からない

すずまり ポケモン世代の人って、原作を遊びながらポケモンの属性(くさ、みず、でんきタイプなど)やそれぞれの相性とかを覚えてきたわけじゃないですか。私たちはそんなの知らないから、ジムバトルで「こうかはいまひとつだ」とか言われてもさっぱり分からない(笑)。

Sakai それは僕もよく分からない(笑)。

ジムバトル ジムバトル(公式サイトより)

すずまり ジムに配置されたポケモンを見て、こいつと相性のいいポケモンってどいつなんだろう? って悩む。いろんなサイトでポケモンの種類とか組み合わせを調べられますけど、みんなが十何年かけて培ってきたものをこの短期でおばちゃんが覚えるには無理! みたいな気持ちになるわけです(苦笑)。先日話を聞いた若者たちは当時「シルエットクイズ」や「ポケモンいえるかな?」という歌などで自然とポケモンを覚えていたそうです。

村上 ポケモンGOとゲームボーイ版のポケモンは少しシステムが違うんですよ。相性よりも技の強さが重要なときもありますし。なので、ポケモン世代でも新しく覚えることはあります。

すずまり なるほど。

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