ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ボーダフォンのNokia製ケータイ「702NK」です。
世界中で熱心なファンの多いNokiaのケータイは、一目見てNokiaだと分かる独特のフォルムやデザインが特徴でした。702NKもコロンとした丸いボディーが印象的です。
現在の「スマートフォン(スマホ)」の先駆けともいえる機種で、OSには「Symbian OS Series 60」を搭載。PCメールを送受信する、PCサイトを閲覧する、アプリを自由に追加するといったことが可能。スマホでは当たり前のことですが、当時のモバイル業界では、先進的なモデルとして異彩を放っていました。
充実したPCとの連携機能も特徴です。PC内で管理している予定表やアドレス帳などのデータを端末に同期させて持ち運べる「Nokia PC Suite」機能に対応し、Bluetooth機能も備えています。
発売された2004年の12月には、ボーダフォンが新3Gサービスを開始した時でもあり、702NKは、その第1弾モデルとして発売。当時は業界最大の300KBのメール、90秒〜120秒の「着うた/ロングバージョン」、1話分をまるまる読める「電子コミック」、アプリサイズが1MBに拡大された「メガアプリ」などに対応しました。
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