ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモのシャープ製ケータイ「FOMA SH901iC」です。
SH901iCは、FOMA 901iシリーズの先陣を切って発売された回転2軸方式のケータイで、iモードFeliCa(おサイフケータイ)に対応するFOMAケータイの第2弾でもありました。
ディスプレイ面にも「フロントコマンダー」と呼ばれる十字キーやソフトキーを備え、ディスプレイを表にした「ビューアポジション」でもケータイを開いた状態に近い操作性を実現しています。
AV機器連携機能として「TVレコーディング機能」を搭載。別売りのAV出力ケーブルを使い、ビデオデッキやDVDレコーダーなどからSH901iC内のminiSDカードに録画することができました。また、視聴中の番組を録画したり、スケジュール予約録画、テレビリモコンアプリと連携した「EPG予約録画」にも対応し、PCを使わずにビデオデッキのような使い方ができました。
録画した番組を再生する際は、ビューアポジションの横画面でもフロントコマンダーでボリューム調整や早送りなどが快適に行えました。また、テレビ出力機能も備え、撮影した写真や録画した番組をテレビの大画面で見ることができました。
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