ITmedia Mobile編集部で発掘された、思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、ソフトバンクモバイル(現・ソフトバンク)のシャープ製ケータイ「AQUOSケータイ 912SH」です。
「912SH」は、AQUOSケータイの第3弾として登場しました。ディスプレイを横に90度回転できる「サイクロイドスタイル」を採用する折り畳みケータイです。
先代モデルの「911SH」と同じ3型のディスプレイですが、WQVGA(240×400ピクセル)からWVGA(480×800ピクセル)に解像度がアップして強化されています。
ディスプレイの高解像度化に合わせて、横画面で操作できるユーザーインタフェース(UI)を新たに採用しました。また、ワンセグとWebブラウザやメールを同時に表示できる「2画面表示」にも対応しました。PCサイトブラウザも横画面表示に対応していて、PCと同じように横長の画面でブラウジングできます。
当時としてはトップクラスの1000mAhの大容量バッテリーの採用することで、ワンセグの連続視聴時間は5時間20分に伸びました。ステレオスピーカーを採用することで音質が向上しているほか、メインカメラのセンサーが911SHの「200万画素CMOS」から「320万画素CCD」に変わり、画質の向上が図られました。
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