レビュー
» 2018年03月16日 14時44分 公開

「Galaxy S9」先行レビュー 新しいカメラやセキュリティ機能の実力は?(2/3 ページ)

[村元正剛,ITmedia]

撮ってからが楽しい「スーパースローモーション」

 簡単にスーパースローモーション動画を撮影できる機能も追加された。2月25日に開催されたプレスカンファレンスでは、風船が割れたり、液体が飛び出したりといった瞬間をスローモーションで楽しむデモンストレーションが披露されていた。でも個人的には「日常生活では、そんな衝撃的な場面にはなかなか遭遇しないよなぁ〜」と思っていたのが本音。

 しかし、操作方法を確認するために撮ってみたら、思っていた以上に簡単で、しかも楽しかった(笑)。「スーパースローモーション」を選択して、動画撮影をスタートし、スローで見たい! と思った場面だけを最大960fpsで撮影でき、その場面が30fpsで再生される仕組み。分かりやすく言えば、ユーザーがシャッターボタンをタップした0.2秒の瞬間が約6秒でゆ〜っくり再生されるのだ。

Galaxy S9Galaxy S9 「スーパースローモーション」というモードに起動して、ピントを合わせたいところをタップ(写真=左)。動画撮影を開始して、スローにしたい場面の同時が直前に右下のアイコンをタップ。自動でスローモーションの撮影をすることも可能(写真=右)
スーパースローモーションで撮影した作例

 このスーパースローモーションは、ソニーモバイルコミュニケーションズがXperia XZs/XZ Premiumから搭載しているので、Galaxy S9/S9+は“後追い”だ。されど、Galaxy S9/S9+では、スローモーション動画にBGMを付けたり、「ループ」「リバース」「スィング」の効果を付けてGIF画像にしたりできる。さらに、壁紙にも設定できるので、子どもやペットのかわいい動きをいつでも見たい、という人にも喜ばれるのではないかと思う。

Galaxy S9Galaxy S9 「ギャラリー」から再生し、タップすると、このような編集画面に切り替わる(写真=左)。無駄な部分をトリミングしたり、BGMを付けたりできる(写真=右)
楽しげなBGMを追加してみた
Galaxy S9 「ギャラリー」のメニューの「詳細」から、スーパースロークリップをアレンジできる
Galaxy S9 「リバース」を選択して、GIF画像にしてみた(拡大でアニメーション再生)

「AR絵文字」は簡単に作れるが、どこまで普及するかは未知数

 インカメラは、Galaxy S9/S9+どちらも8メガピクセルで、F1.7のレンズが採用されている。夜間でも適度な明るさで撮れるので、フォトライトを使う機会が減りそうだ。また、ほどよく画角が広いので、家族や友人とのグループショット、景色をフレームに収めたセルフィーも撮りやすいだろう。

Galaxy S9 夜景を背景にしてインカメラで撮影。フォトライトを使わなくても、何とか撮れるという印象
Galaxy S9 日中の屋外にてインカメラで撮影した作例。これはデフォルトの設定で撮ったものだが、女性なら肌の色合いなどを選べるビューティーモードも利用できる

 このインカメラを用いる新機能が「AR絵文字」。自分の顔を写して、動くアバターを作成でき、それをメッセージやSNSなどで、絵文字(スタンプ)として活用できるというものだ。ただし、生成されるキャラクターがアジア人っぽくなく、彫りが深い西洋人寄りなので、自動で生成されるキャラクターを見て「似てない!」と思う人が多いかもしれない。筆者もそう思ったが、実物よりも格好良くなったので、これはこれでいいかなぁと思ったのも事実だ。

Galaxy S9Galaxy S9 カメラを起動して「AR絵文字」を選択して、自分の顔を撮影(写真=左)。すぐに自分の顔をキャラクター化した動くイラストが作られる(写真=右)
Galaxy S9 髪形や服装などを選んでカスタマイズできる
Galaxy S9 自分で作ったAR絵文字が完成すると、18種類のスタンプが自動生成される
Galaxy S9 「メッセージ」アプリなどで、そのスタンプを利用できる

 AR絵文字については、自分の顔でしか作れないわけではなく、例えば、好きなタレントの顔写真を写して作成することもできる。実際に端末が発売されてから、口コミで上手な使い方が広がるのではないかと期待している。

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