1.5GHzと800MHzのデュアルモードに初対応した「mova F211i」(懐かしのケータイ)

» 2018年07月22日 10時00分 公開
[ITmedia]

 思い出のケータイを振り返る連載。今回紹介するのは、NTTドコモの富士通(現・富士通コネクテッドテクノロジーズ)製ケータイ「mova F211i」です。

「mova F211i」(正面)
「mova F211i」(背面) 「mova F211i」

 2001年に発売されたF211iは、mova 211iシリーズ唯一のストレート端末で、ドコモのストレート端末では初めてTFT液晶を採用しました。

 211iシリーズが出る前のドコモの携帯電話サービスは、全国対応の「800MHz帯」と、東名阪エリア限定の「1.5GHz帯」の2つに大別され、それぞれの対応端末やプランが別個に用意されていました。1.5GHz帯のサービスは関東・東海地区では「シティフォン」、関西地区では「シティオ」という愛称が付いていたので、覚えている人も少なくないと思います。

 しかし当時、1.5GHz帯サービスはエリアが狭く契約者数が伸び悩んでいた反面、800MHz帯サービスでは加入者の増加で特に東名阪エリアで帯域が逼迫(ひっぱく)し、「データ通信がつながりにくい」という問題が発生していました。

左側面
右側面

 そこで、211iシリーズ(と504iシリーズ)では両方を自動的に切り替える「デュアルモード」に対応しました。プラン上の端末種別は「800MHz帯」ですが、この帯域が逼迫すると自動的に1.5GHz帯での通信に切り替わります。もちろん、追加料金は不要です。

 デュアルモードの開始に合わせて、ドコモは音声品質向上技術「ハイパートーク」を1.5GHz帯でも利用できるようにしました。

 そんな211iシリーズの初号機が、F211iだったのです。

アンテナを伸ばした様子
手に持った様子

「mova F211i」の主な仕様

  • 発売日:2001年11月7日
  • キャリア:NTTドコモ
  • メーカー:富士通
  • サイズ:約45(幅)×128(高さ)×15(奥行き)mm
  • 重量:約73g
  • メインディスプレイ:1.8型(96×128ピクセル)半透過型TFT液晶 4096色
  • ボディーカラー:メタルブラック、アイスシルバー、フレグラントパープル

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