今日から始めるモバイル決済

「楽天ペイ」アプリに「Edy」統合へ 個人間送金も予定

» 2018年08月07日 10時54分 公開
[田中聡ITmedia]
楽天ペイ 楽天の穂坂雅之氏

 楽天は現在、非接触決済サービスとして「楽天Edy」、コード決済サービスとして「楽天ペイ」を提供しているが、これらと楽天スーパーポイントを1アプリで管理できるようにする予定。「楽天ペイ」アプリの機能を拡充することで実現する。8月6日の決算会見で、代表取締役 副会長執行役員の穂坂雅之氏が明かした。時期は未定で、詳細は追って案内される。

 楽天ペイアプリから楽天IDを設定するだけで、楽天ペイ、楽天Edy、楽天スーパーポイントが管理できるようになる。現在、上記の3サービスは個別にアプリが提供されているが、楽天ペイアプリを拡張することで、ユーザーの利便性向上を図る。例えば一度の設定で、楽天ペイとEdyで連携しているクレジットカードを登録できる、といったことが期待される。

 楽天ペイアプリに機能を統合後も、既存の楽天Edyや楽天スーパーポイントのアプリは提供される予定。

 さらに、楽天ペイアプリから個人間送金も可能にする予定。個人間送金は楽天IDと連動する予定で、提供時期、送金・活用方法などの詳細は別途案内される。

楽天ペイ 楽天ペイやEdyを1つのアプリで管理できるようになる

 楽天カード、楽天Edy、楽天ポイントカード、楽天ペイのいずれかが使える店舗は全国で約120万を突破しており、穂坂氏はこれを「200万店舗まで持っていきたい」と意気込む。ただ、iOSで非接触決済サービスを利用するには「Apple Pay」に対応している必要があるが、現時点で楽天EdyはApple Payには対応していない。

楽天ペイ 楽天の決済サービスは120万カ所以上で利用できる

 競合の「LINE Pay」は、もともとQRコード決済を提供しているが、2018年秋から「QUICPay」を使った非接触決済をAndroid向けに提供する。楽天とは順番が逆だが、非接触決済+コード決済のサービスを持つことで、「ユーザーに選択肢を与えられる」「より多くの加盟店を持てる」というメリットが生まれる。

手数料0%には追随しない

 楽天ペイ(コード決済)の決済手数料は3.24%だが、折しも、LINE PayとPayPay(ソフトバンクとヤフーの合弁会社)が、3年間にわたり決済手数料を無料としている。楽天はここに追随するのか? 同社に確認したところ、現時点で手数料を0円にすることは予定していないとのこと。「導入店舗に対しては、付加価値のあるサービスを提供していく。例えばスマートフォンで決済したデータは、それを活用して顧客を誘致するためのサービスにつなげられる」(同社)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月10日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  3. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  4. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  5. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  6. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  7. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  8. 東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」 (2026年02月09日)
  9. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
  10. 【ニトリ】1990円の「スマホに付けるカードケース」 マグネット対応でスタンドとしても使える (2026年02月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年