釜山の東に海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ)というパワースポットがある。何でも、「願い事を1つだけかなえてくれる」というお寺だそうで、釜山で一番有名なビーチエリア海雲台(ヘウンデ)からバスで30〜40分。
乗るバスさえ間違えなければ(そして降りるところも間違えなければ)、駅前から1本で着くのでアクセスもそんなに難しくない。最寄りのバス停から少し上り坂の道を歩くので、道が心配な人や暑い日はタクシーで行ってもよいかもしれない。実際われわれも、帰りはバス停まで歩くのが面倒になってしまい、寺の入り口付近からタクシーに乗ってしまった。
寺とその周辺の建造物は海沿いギリギリにあり、絶景も楽しめる。仏像のフォトスポットなどもあり、観光客もたくさんいる。海の青と仏像、金運が上がりそうな豚などの像の金色、そして涼し気な竹が生い茂る参道の緑などを、P20 Proで切り取ってみた。
このP20 Pro、とにかく色が盛れるのだ。空の青、海のエメラルド、仏像の金色……機上で夕焼け空を撮った時から気が付いていたけど……盛れすぎ? ってくらい色鮮やかに撮れる。画像加工アプリのフィルターなんて、もはや必要ない。よし、ならばあそこに行こう。
私が最初に釜山に行ってみたいと思ったきっかけがここ、韓国のマチュピチュといわれている甘川洞文化村(カムチョンドンムナマウル)。山の斜面に立つ家々や建物の色がカラフルで、10年ほど前から町おこしで各所にいろいろなアートが仕掛けられ、路上アートスポットとなった。こちらは釜山の港近く、チャガルチ市場のあるエリアからバスで山の方に20分ほど上るとある、観光客に人気のインスタ映えスポットだ。もう、どこを切り取っても映える。インスタいいね! が欲しければここへ行け! っていうスポットである。
入口の観光案内所でアートスポットが記された地図も購入できるので、それを片手に散策スタート。山の斜面なのでアップダウンは結構あるから、歩きやすい格好がおすすめだ。
今回の釜山旅行で200枚以上の写真を撮ったのだが、私が一番よく撮れた! と思った写真がこれ。嫌がる同行者を説得し、今回の記事に使わせていただいた。人物にカメラを向けると自動的に「ポートレートモード」になるのだが、このフォーカス、後ろのボケ感、肌感の美しさ、もう感動ものである。もちろん気温30度以上の中歩き回り、「この旅で一番おいしかった」というビールへの愛があふれる彼女の表情が一番良かったというのもあるが。
ちなみにインカメラはライカレンズではないのだが、こちらの人物認識への“美”修正もハンパない。肌はワントーン明るく、シミ・シワもしっかり隠してくれ、目はくっきり黒々と写してくれる、まさに美肌アプリ要らずのカメラだ。私もうP20 Pro以外で自撮りできない!って思ってしまう(お恥ずかしいのでプロフィール写真で小さめに掲載)。自撮り大好き女子には特におすすめしたいこの機種!
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