ファーウェイ・ジャパンは10月5日、Androidスマートフォン「HUAWEI nova 3」を発売する。アウトカメラ、インカメラともにデュアル構成とした若年層向けモデルで、「HUAWEI Mate 10/Mate 10 Pro」「HUAWEI P20/P20 Pro」と同じプロセッサを搭載しつつ、想定販売価格を5万4800円(税別)に抑えた。同日以降、主要なMVNOや家電量販店・Web通販サイトを通して販売される。
プロセッサは機械学習用の処理領域(NPU:Neural Processing Unit)を備える「Kirin 970」(CPU部は2.36GHz 4コア+1.8GHz 4コア)を搭載。メインメモリは4GB、内蔵ストレージは128GBを備える。外部ストレージは最大256GBのmicroSDXCに対応する。ディスプレイはノッチ付きの約6.3型のフルHD+(1080×2340ピクセル)液晶を搭載している。OSはAndroid 8.1をプリインストールする。
バッテリー容量は3750mAhで、ユーザーによる交換には対応しない。付属するACアダプターを利用すると、9V・2Aの出力で急速充電が可能だ。外部接続端子はUSB 2.0 Type-Cで、イヤフォンマイク端子も別途用意されている。
アウトカメラは「1600万画素カラーセンサー・F1.8レンズ」と「2400万画素モノクロセンサー・F1.8レンズ」のデュアル構成、インカメラは「2400万画素カラーセンサー・F2.0レンズ」と「200万画素カラーセンサー・F2.0レンズ」のデュアル構成となっている。
カメラ撮影ではNPUを活用しており、アウトカメラは22シーン、インカメラは8シーンを自動検出して最適な撮影モードを設定できる他、インカメラでのポートレート撮影時はライティング効果を付加する「3Dライティング」と逆光下でより高品質なHDR(高ダイナミックレンジ)撮影できる「HDR Pro」や、リアルタイムに3D絵文字を作成する「3D Qmoji」を利用できる。
モバイル通信ではデュアルSIMに対応しており、Nano SIMを2枚搭載できる。ただし、2枚目のSIMカードはmicroSDと排他となる。利用可能な通信規格・周波数帯(Band)は以下の通り。
LTE通信ではキャリアアグリゲーション(CA)に対応する他、後日実施予定のソフトウェア更新によって「au VoLTE」にも対応する予定だ。Wi-FiはIEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz/5GHz帯)に対応し、Bluetooth 4.2も利用できる。
ボディーサイズは73.7(幅)×157(高さ)×7.3(奥行き)mm、重量は約166gとなっている。日本ではブラックとアイリスパープルの2色展開だが、gooSimSeller(NTTレゾナント)でのみレッドも取り扱う。
nova 3の主な販路は以下の通り。
ビックカメラ、ヤマダ電機とヨドバシカメラの一部店舗では、タッチアンドトライイベントも開催する。
※ Web通販サイトでのみ取り扱い
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