続いて、メインカメラ(1x:27mm相当)と望遠カメラ(3x:80mm相当)の話。40M(4000万画素)センサーを使って10Mサイズの画像を作るのだから、画質的にも有利だし、デジタルズーム時も有利だ。
いつものガスタンクでどうぞ。
もうね、ディテールもちゃんと出ているし、青空は鮮やかだし、シャドウ部は潰れていないし、ハイライト部は滑らかだし、ということで、ちょっと爽やかすぎないか感あり。
お馴染みマスターAIは「青空」を検出。
先ほども言った通り、撮影画面の「1x」タップすると「3x」、さらにタップすると「5x」に切り替わる。
で、3x以上ではカメラも望遠側に切り替わる。こちらのセンサーは8M(800万画素)だが、撮影した写真は10Mサイズ。この辺は裏であれこれ処理をして解像度を上げているのだろう。
5xまで行くと、ちょっとデジタルズーム感が出てくる(ディテールが少しもやっとする)が、あまり気にならない。さすがである。
気軽に超広角から望遠まで撮れるのが良い。
で、Mate 20 Proには、撮影のセッティングをあれこれできる「プロ」モードもあるが、使ってみると、ほぼカメラ任せでOKだ。HDRも自動的にさりげなくかかるし、手ブレ補正も付いているるし。
「AI」を使ったシーン自動認識も相変わらず強い。認識されるシーンも増えた。代表的なものをいくつかチェック。
まずは「日の出/日の入り」。
次は「紅葉」。
「自動車」とか「自転車」とかも認識する。
「歴史的建造物」や「猫」もシーン検出できる。
自転車を認識するとか、面白い。
そして新しく追加されたのが「スーパーマクロ」。これはギリギリまでカメラを近づけると、カメラが自動で「0.6x」に切り替わり(超広角カメラの方がギリギリまでピントが合うからだろう)、超接写できる機能。
こんな感じ。
超広角カメラで撮っているのだけれど、写真を見ると超広角っぽさはない。ちょっとデジタルズームをかけて26mm相当にして、より大きく撮っているからだ。
さらに、人を撮るときは自動で「ポートレート」になり、美肌処理がかかる、背景もぼかしてくれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.