「iPhone XS」と「iPhone XR」 ポートレートモードはどう違う?荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

» 2018年12月22日 10時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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Focosで遊ぼう!

 せっかくFocosを使ったので、もうちょっと遊んでみたい。

 Focosはそのカメラ機能で背景をぼかした写真を撮れる他、ポートレートモードで撮った深度情報付きの写真をいじって楽しめる秀逸なアプリ。

 背景のボケ具合のみならず、ボケの形を変えることもできる。

ボケコントロール 普通にボケ具合をコントロールできる上……
ハート型 ボケの形も変えられる。ハート型にしてみた

 往年のいろんなレンズのボケをシミュレーションしてくれる機能もある。

 古いレンズならではのクセのあるボケをシミュレートしようとしてくれているわけだ。

Carl Zeiss Jena Carl Zeiss Jena(カール・ツァイス イエナ)風のボケをシミュレーション。いわゆる「ぐるぐるボケ」
本物 ちなみにこれが「Carl Zeiss Jena」のBiotarというレンズ。1950年代製造らしい。Carl Zeiss(カール・ツァイス)第二次世界大戦後に国と同じく東西分裂していて、Jenaは旧東ドイツ側の会社(ブランド)となる。東西ドイツ統合後、会社も同様に東西統合された

 さらにライティングの追加で、顔に違う角度から補助光を当てるなんて技も。こいつを使えば、補助光的に顔を明るく照らすなど、別のライトを追加して光をコントロールできる。

 この辺は機能がめちゃ多いのであれこれ試してみると楽しい。

ライティング ライティング機能

 さらに、純正のアプリではできない、後からピント位置を変える機能もある。

カメラのピント変更 荻窪八幡神社でポートレートモードで撮った写真(iPhone XS)に対してフォーカス位置を変えてみた

 Focosは「ポートレートモードが面白い!」と思った人必携アプリといっていいので、ぜひお試しあれ。

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