スマホ疲れ年代1位は10代、理由の上位は「SNSや返事が面倒」「バッテリー消耗」――携帯市場のスマホ利用実態調査

» 2019年02月19日 16時30分 公開

 携帯市場は2月19日、スマートフォンの利用実態アンケート結果について発表した。調査にはクロス・マーケティングのアンケートパネル「QiQUMO(キクモ)」を利用し、対象は10代から60代までの各100人、計600人。

 これまでにスマホの利用を辞めたいと考える「脱スマホ・スマホ断食」について聞いたところ、33%が「ある」と回答。2018年10月に行った自主調査での同様の問いでは「ある」が27%で、約5カ月で6ポイント増加した。年代別では10代〜20代の若年層順にその傾向が強くなり、10代は48%と比較的高い。

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 「脱スマホ・スマホ断食」を考える理由の1位は「SNSの返信が面倒」、2位が「バッテリーの消耗」、3位が「インターネットやゲームのしすぎ」、4位は「個人情報漏洩への不安」となった。年代別で見ると、10代や20代は「SNSの返事が面倒」の割合が約3割となっている。

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 1日のスマホ利用時間を聞いたところ、1位は「1時間〜3時間」で、2位は「40分以内」、3位は「3時間〜5時間」。年代別では若年層ほど利用時間が多くなる傾向にあり、10代は「それ以上」となる5時間以上の利用が約3割存在している。

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 スマホのない生活は考えられるかという質問では「考えられる」が43%、「考えられない」が57%に。年代別で見ると、40代は「考えられる」が57人、60代は56人と半数を上回り、50代では「考えられる」と「考えられない」が半々、10代から30代は「考えられない」が約6割〜7割と圧倒的に多くなった。

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 また、調査の番外編として「ガラケーが良かったと思うか?」と聞いたところ、38%が「思う」と回答。50代〜60代以上だけでなく、10代を除いた全世代で3割を超えている。

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