NTTドコモの企業内研究所「モバイル社会研究所」は2月28日、スマホの所有比率(2010〜2019年)に関するレポートを発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、2019 年1月時点は6926人が回答した。
この調査の図では縦軸に5歳刻みの年齢、横軸に調査年をとり、スマートフォン比率の等高線を描いている。2011年の調査時点では全年代でのスマートフォン比率は2割に満たなかったが、その後若年層を中心に拡大。2016年は19歳以下のスマホ比率が9割を超え、2019年では49歳以下のスマホ比率が9割を超えた。
スマートフォン比率80%の線に着目すると、2017〜2019年の3年間で30代後半(35〜39 歳→40代後半(45〜49歳)→50代後半(55〜59歳)と推移し、ミドル層での乗り換えが進んでることが伺える。一方、シニア層のスマートフォン比率の伸びはさらに緩やかだが、70代後半のスマートフォン比率は53%と既に半数を超えていて今後も伸びが期待できる。
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