楽天が運営するフリマアプリ「ラクマ」は、3月13日にスマートフォンの取引について調査結果を発表した。
端末取引について2017年と2018年の年間流通額を比較すると、1年間で5.74倍に拡大。特に取引が最も活発となる新生活シーズンの4月の取引額を比較すると、前年比21.5倍となっている。
人気が高いメーカー1位はAppleで、取引額は全体の84%を占める。2位のサムスン電子では主にGalaxy、3位のソニーモバイルではXperiaが多く取引された。Appleの取引実績を機種別で見ると、取引数の1位はiPhone 6、2位はiPhone 7、3位はiPhone 6sの順となる。最新機種に注目が集まる一方、中古取引市場ではよりコストパフォーマンスが重視される傾向にあることが分かった。
自宅で眠っているとされる「退蔵携帯電話(FP+SP)」の台数は1億7607万台、市場価値は1兆2080億円と試算されており、同社はこれらが市場に流通される可能性を見込むとフリマアプリでの中古端末取引はより活発になると予想。ラクマでは中古スマートフォンの特集サイトオープンし、安全に取引するためのチェックポイントを紹介している。
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