いるかラボは、4月2日にAI翻訳機&モバイルWi-Fiルーター「AI air」を発売した。希望小売価格はオープンで、参考価格は6万9800円(税別)。
本製品は翻訳サービスのためのAI型翻訳エンジンと、世界約80地域で通信できるSIMカードをクラウドに用意。機器内蔵のGPSで利用地域を自動認識し、その地域に最適なSIMカードを自動選択する。
翻訳は日本語を主体に英語、中国語、韓国語に双方向対応し、「日英」「日中」「日韓」などの翻訳モードの切り替えを音声で行える。翻訳モードを設定しておけば、「翻訳ボタン」を押しながらいずれかの言語を話すと言語を自動識別し、双方向の音声翻訳も可能。特殊な専門用語も追加登録でき、対応言語数は順次増やしていく予定だ。
AI翻訳機能のみを利用する際は、通信料などの別途料金は不要だが、Wi-Fiルーターとして使う場合は、利用する国に応じてクラウドSIM利用料金が発生する。利用料金は一般的な携帯型Wi-Fiレンタル料金よりも安価な料金設定とし、アプリを用いてデータ通信プラン(有効期限は1年)をネット上でクレジット決済することも可能。販売は全国の量販店をはじめとした個人ユーザー向けと、代理店ルートによる法人向けの両面で行う。
クラウドSIMスマホ「jetfon」、購入者にデータ通信容量100GBをプレゼントする1000台限定キャンペーン
DMM.com、タッチパネル対応の翻訳機「FreeTalk」を取り扱い開始
クラウドSIMを活用した世界100カ国対応Wi-Fiルーターが登場
Android Wear、Google翻訳と対話型ウォッチフェイス追加
NTTドコモ、スマホに話しかけるだけで翻訳する「はなして翻訳 - Jspeak」のiPhone版をリリースCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.