Y!mobileのPHSが“幕引き”へ 2023年3月末で「PHSテレメタリングプラン」を終了

» 2019年04月24日 11時55分 公開
[井上翔ITmedia]

 ソフトバンクとウィルコム沖縄は、2023年3月末をもってY!mobileブランドの「PHSテレメタリングプラン」の提供を終了する。これにより、DDIポケットやウィルコムから受け継がれてきたY!mobileのPHSサービスは完全に終息する。

ニュースリリース

 PHSテレメタリングプランは組み込み機器向けの料金プランで、個別契約も含む全契約が終了対象となる。具体的な提供終了日時や、終了方法については後日改めて発表する予定。

 なお、両社は2020年7月をもってテレメタリングプラン以外の全てのPHS料金プランの提供を終了することを既に発表している。

301KCイエデンワ2 テレメタリングプランに先んじて、音声端末向けプランは2020年7月をもってサービスを終了する(写真は「STOLA 301KC」と「イエデンワ2 WX05A」

PHSサービス終了後の周波数帯利用について

 テレメタリングプランのサービス終了後、Y!mobileのPHSで用いていた1.9GHz帯の電波帯域が空くことになる。

 この帯域について、ソフトバンクでは「さまざまな角度から利活用の方法を検討する」としている。

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