ソフトバンク通信4社が合併 今後も「ソフトバンク」「Y!mobile」ブランドは維持

» 2015年04月01日 22時53分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 ソフトバンクモバイルは4月1日、ソフトバンクBB、ソフトバンクテレコム、ワイモバイルとの合併完了を発表した。経営資源の集約や競争力の強化を目的に、グループの国内通信事業者をソフトバンクモバイルへ統合したもので、残る3社は解散した。

 ソフトバンクモバイルとワイモバイルが展開していたスマートフォンやフィーチャーフォン(PHS含む)、モバイルWi-Fiルーターなどの移動通信サービスは、引き続き「ソフトバンク」「Y!mobile」の2ブランドで提供する。また固定ブロードバンドサービスの「Yahoo! BB」も同社が運営していく。

 新会社の代表取締役会長はグループ代表の孫正義氏。社長兼CEOには宮内謙氏が就任した。ワイモバイル経営陣はエリック・ガン氏(ワイモバイル取締役兼CEO)が専務取締役 事業開発統括 兼 ワイモバイル事業担当、寺尾洋幸氏(同取締役兼COO)が執行役員 プロダクト&マーケティング統括 YM事業推進本部 本部長、阿部基成氏(同取締役)が執行役員 事業開発統括 事業開発本部 本部長、高島謙一氏(同取締役)がコンシューマ営業統括 YM営業第二本部 本部長 兼 法人事業統括 YM法人営業本部 本部長を務める。

 ワイモバイルは、2014年6月に旧ウィルコムと旧イー・アクセス(イー・モバイル)が合併して誕生した通信キャリア。ソフトバンク子会社のヤフーが買収して通信事業に乗り出す計画も発表されたが、後に中止となり、協業という形で2014年8月からY!mobileブランドでのサービスを開始した。ブランド自体は存続するが、法人としては約10カ月での消滅となった。

 なお、旧ウィルコムは2010年2月に会社更生法の適用を申請して事実上の経営破綻に陥り、同年8月にソフトバンクの支援を受けて再建。ソフトバンクが全株式を取得して、2013年7月に完全子会社した。また次世代PHSとして開発されていた「XGP」は同じく傘下のWirelessCityPlanningに引き継がれ、現在はTD-LTEと互換性のある「AXGP」としてグループ内でサービスを提供している。

 また旧イー・アクセスは、2012年10月に株式交換でソフトバンクの完全子会社になると同時に、ソフトバンクモバイルと業務提携を締結。後にソフトバンクがイー・アクセス株を他社に譲渡するなどして持分法適用会社となった。

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