auとソフトバンクは10月から新施策 3キャリアの“端末購入補助”をおさらい:携帯料金 A to Z

» 2019年09月03日 06時00分 公開
[井上晃,ITmedia]

 高性能化に伴い高額になるハイエンドスマホ。各キャリアはスマホを36回や48回の分割払いで購入し、25カ月目以降に機種変更する場合に、端末の返却を条件に残りの支払いが免除する仕組みを用意した。しかし、2019年10月に施行される電気通信事業法の改正により、通信サービスの継続利用を条件とする割引は一律禁止となり、継続利用を条件としない場合は2万円までの割引に制限される。本記事では大手3キャリアが展開する割引の仕組みについておさらいする。記載料金は全て税別。

NTTドコモの「スマホおかえしプログラム」は変更なしか

 NTTドコモが提供する「スマホおかえしプログラム」は、36回の分割払いで購入した対象機種をドコモに返却した場合、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いが不要になる仕組みだ。対象者は、dポイントクラブまたはドコモビジネスプレミアムクラブ会員となる。

ドコモ 「スマホおかえしプログラム」を適用した際の、月々の支払いイメージ。月々3000円かかるスマホで24カ月目にプログラムを利用した場合、3万6000円分が支払い免除になる

 24カ月目以内に返却した場合は最大12カ月分の支払いが免除になるが、25カ月目以降に返却した場合の額は異なる。利用期間は、対象機種の購入月の翌月を1カ月目として、購入から35カ月目の月末まで。なお、店舗での返却は2019年8月21日から受け付中で、郵送の手続きは2019年11月下旬から受付開始となる予定だ。

 このスマホおかえしプログラムでは、「機種変更が必須」などの条件はなく、改正法の趣旨には合っている。割引額から、返却するスマホの下取り価格を引いた額が2万円以内なら問題なく、割引額が3分の1なら、ほぼ全ての機種がクリアできそう。そのため、改正法施行後も大きな変更はなさそうだ。

auの「アップグレードプログラムEX/EX(a)」は9月末で新規受付終了

 auの「アップグレードプログラムEX」では、対象のスマホを48回の割賦で購入して同プログラムに加入し、25カ月目以降に機種変更した場合に、端末の分割支払金残額相当分(最大24カ月分)の支払いが不要になる。プログラム料として390円/月(不課税)が24カ月目まで発生する。

ドコモ 「アップグレードプログラムEX」を適用した際の、月々の支払いイメージ。月々1500円かかるスマートフォンを25カ月目で機種変更した場合、残りの1500円×24回分の3万6000円分が支払い免除になる

 iPhoneの場合は、1年ごとの機種変更を相当し、24回の割賦で購入し、13カ月目以降に機種変更することで端末の分割支払金残額相当分の支払いが不要になる「アップグレードプログラムEX(a)」も選択できる。こちらはプログラム料の390円/月が割り引かれており、実質発生しない。

ドコモ 「アップグレードプログラムEX(a)」を適用した際の、月々の支払いイメージ。月々4000円かかるiPhoneを13カ月目で機種変更した場合、残りの4000円×12回分の4万8000円分が支払い免除になる

【訂正:2019年9月3日16時52分 初出時に「4000円×24回分の4万8000円分が支払い免除になる」としていましたが、正しくは「4000円×12回分の4万8000円分が支払い免除になる」です。おわびして訂正致します】

 なお、こうしたサービスの新規受付は2019年9月30日までで終了する。この背景には、先述の法改正がある。

ソフトバンクの「半額サポート」は9月末で新規受付終了

 ソフトバンクが提供している「半額サポート」では、48回の分割払いで対象機種を購入し、25カ月以降で端末の回収を条件に指定の端末に機種変更をすると、機種代金の残り(最大24ヶ月分)が支払い不要になる。かつては機種によって「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」と表記が分かれていたが、執筆現在では「半額サポート」に表記が統一されている。プログラムの利用料は設定されていない。

 また、13カ月目以降なら、24カ月目までの差額を支払うことで、2年未満でも機種変更が可能。25カ月目以降の支払いは同様に不要だ。

ドコモ 「半額サポート」を適用した際の、月々の支払いイメージ。24回支払えば、残りの24回分の支払いは免除される

 なお、「半額サポート」も、9月末までに新規受付を終了することが明言されている。

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