Mate 30シリーズのプレゼンテーションの最後に、EMUI 10の新機能が紹介された。
スクリーンがオフの状態でも通知などを表示できる「Always-on Display」がカラー表示に対応。ブラック基調のユーザーインタフェース(UI)「ダークモード」が追加された他、画面に触れずに操作する「スマートジェスチャーコントロール」が可能となった。
ユーザーの顔の向きを認識して、画面が自動で回転したり、逆に回転しなかったりする「AI Auto-Rotate」は、日常的に重宝する機能になりそうだ。
気になる販売価格は、Mate 30がメモリ8GB+ストレージ128GBの構成で799ユーロ(約9万5000円)、Mate 30 Proがメモリ8GB+ストレージ256GBの構成で1099ユーロ(約13万1000円)、Mate 30 Pro 5Gは、メモリ8GB+ストレージ256GBの構成で1199ユーロ(約14万3000円)と案内されたが、発売地域や時期についての発表はなかった。
発表会の直後に、Huaweiのコンシューマー・ビジネス・グループでハンドセット・ビジネスのプレジデントを務めるケヴィン・ホー氏のグループインタビューが開催された。その中で、ホー氏はこれから1〜2か月の間に欧州市場でMate 30シリーズを発売する予定であることを明らかにした。
日本での発売は未定だが、されるとしても欧州市場での発売以降になるだろう。
グループインタビューでは、Googleアプリケーションを搭載しないことでの影響や対策についての質問が中心となった。ケヴィン氏は、HMSを「チャレンジであり、チャンスでもある」と話し、多くの開発者と協力して、サービスを発展させていくことを強調した。
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