世界を変える5G

2画面あると動画視聴やテレビ会議がはかどる 「LG V60 ThinQ 5G」は在宅生活にオススメ(3/3 ページ)

» 2020年05月12日 11時40分 公開
[島徹ITmedia]
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解像感が高く夜景に強いカメラを搭載

 カメラは約6400万画素(標準、広角)と約1300万画素(超広角)カメラ、距離測定のToFカメラを搭載する。背面には4つカメラがあるように見えるが、左2つが撮影用カメラで、右2つがToFカメラだ。

LG V60 ThinQ 5G 左から標準カメラ、超広角カメラ、ToFカメラが2台、フォトライトを搭載

 カメラはデュアルスクリーンにも対応しており、片方の画面をプレビュー画面として利用できる他、インカメラ撮影の照明としても利用できる。

LG V60 ThinQ 5G デュアルスクリーンを撮影写真のプレビュー画面として利用できる

 撮影サイズは基本1200万画素だ。画質はAIシーン認識も搭載しており、基本フルオートでほぼ満足いく写真を撮影できる。標準カメラが高画素なので、デジタル2倍ズームを選んでも満足のいく画質を得られる。

LG V60 ThinQ 5G 超広角カメラで撮影。広く撮れるが、センサーが約1300万画素なので解像感はやや低い
LG V60 ThinQ 5G 標準の広角カメラで撮影。もとの画素数の多さもあってか、細部もしっかり表現できている
LG V60 ThinQ 5G デジタル2倍で撮影。解像感も発色も文句はない
LG V60 ThinQ 5G 室内でも明るく撮影できた

 夜景撮影はナイトビューモードが用意されているものの、基本はオート撮影のシーン認識だけで事足りる。通常のオート撮影だけで、肉眼でも見づらい暗所のディテールもしっかり描けていた。

LG V60 ThinQ 5G オートで夜景撮影。夜景撮影で何秒も待つ必要なく、カメラをしっかり構える程度でキレイに撮影できた。肉眼では暗くて見えにくい奥のクレーンもしっかりと描写できている

 動画は8K撮影に対応するが、現状8Kを快適に再生や編集できる機器は限られる上に、解像感を生かすにはカメラの固定がほぼ必須だ。普段は、強力な手ブレ補正の「Stady Cam」機能を利用できるフルHD撮影の利用をオススメする。

8K動画を他の人に見てもらうには、YouTubeへのアップロードが無難だ

在宅利用が多い今こそ、デュアルスクリーンが活躍する

 V60 ThinQ 5Gの魅力は、持ち歩きやすい1画面と、複数のアプリで作業しやすい2画面を使い分けられる点にある。いち早く5Gスマホが欲しい人、スマホを使いこなしている人、変わったスマホが欲しいヘビーユーザーに最適なモデルだ。

 だが、在宅でのスマホ利用が増えている現状、ながら操作が便利な小型端末としても多くの人にもオススメしたい。大画面デュアルスクリーンによる、ビデオ会議しながらの作業や、ネット動画を視聴しながらのSNSといった在宅作業がかなりはかどる。V60 ThinQ 5Gは在宅生活を豊かかつ効率的にしてくれるモデルといえる。もちろん、外出時もハイエンドスマホとして快適な操作や、高画質なカメラを利用できる。

 本体価格は10万円を超えるが、新しい5Gスマホの購入で悩んでいる人は購入を考えてみてはいかがだろうか。

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