シャープのマスクの特徴については以下の4点を挙げる。
なお生産工程での工夫については「具体的な内容は控えさせていただきます」と明言を控えた。
もう1つ、特徴として注目したいのが、マスクに入っている「SHARP」のロゴだ。その理由は「シャープで生産を手掛ける製品でもあり、マスクにもSHARPロゴを明示することにしました」とシンプルな回答。パッケージにもSHARPロゴがある他、同社のCOCORO+サービスのロゴデザインであるハートマークを採用した。
1箱2980円という価格は単価にすると約60円。この価格は「マーケットプライスやコスト面などを総合的に判断して価格を決定しました」という。現在の相場では高いようにも思えるが、「現時点で価格を変更する予定はありません」とのこと。
シャープのマスクは期せずして“大ヒット商品”になったわけだが、マスク事業で同社に利益は生まれているのだろうか。この点については「『企業としての社会貢献』との認識のもと、日本国内におけるマスクの安定的な供給に少しでも貢献できるようマスク生産に取り組んだものであり、収支に関する回答は差し控えます」とのことだった。
マスク販売はいつまで続くのかも気になるところ。現在は店頭でもマスクを見かけるようになり、一頃よりはマスク不足は落ち着いてきた感があるが、「現時点で生産を止める計画はありません。生産期間も定めていません」とのこと。抽選についても「今後も継続する予定であり、現時点で何回までとは決まっていない」とのこと。また店頭での販売予定は「現時点ではありません」とのこと。
引き続き100倍を超える抽選に挑む必要があるが、シャープのマスクを入手できるチャンスはしばらく続きそうだ。
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