Samsung、「Tile」のようなBluetoothロケーター「Galaxy SmartTag」を米国で30ドルで発売へ

» 2021年01月15日 11時27分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsは1月14日(米国東部時間)、新型スマートフォン「Galaxy S21」シリーズ発表イベントで、Galaxyシリーズのスマートフォンと連携する“Bluetoothロケーター”「Galaxy SmartTag」を発表した。Tileのようなスマートトラッカーで、米国では1月末に29.99ドル(約3000円)で発売する。Bluetooth(BLE)ベースだが、年内にはUWBもサポートするモデルも発売する計画。

 tag 1 「Galaxy SmartTag」

 サイズは約4×4×1センチで重さは約13グラム。電源は交換可能なボタン電池CR2032だ。キーホルダーや財布、トランク、ペットの首輪などに付け、「SmartThings」アプリを搭載したGalaxyシリーズのスマートフォンとペアリングすることで、SmartTagを付けたものをトラッキングできる。探すものがBLEの範囲内にある場合はアプリのボタンをタップするとSmartTagのチャイムが鳴る。BLE圏外の場合は、最後に接続した場所を地図上で示す。なお、Galaxyシリーズ以外のスマートフォンでは利用できない。

 SmartTagには、SmartThingsアプリがサポートするスマートテレビやエアコンなどを制御するボタンもある。紹介動画(記事末に転載)では、エアコンを付けたり、テレビを消したりする使用例が紹介されているが、ボタンは1つなので登録できる機能は1回に1つのようだ。

 tag 2 スマートホーム製品の制御もできる

 日本の公式サイトでも紹介されているが日本での販売価格はまだ不明。米国では「Galaxy S21 Ultra 5G」を予約するとSmartTagが1つ付いてくる。

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