iPhone 13シリーズをがっちり守って快適に使える TACTISM/GAURUNのケースを使ってみた(1/2 ページ)

» 2021年11月11日 12時40分 公開
[田中聡ITmedia]
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 約2年ぶりに新しいiPhoneを購入した。それまで使っていたiPhone 11シリーズでは一番大きな「iPhone 11 Pro Max」を使っていたが、今回はサイズ感のバランスを考えて「iPhone 13 Pro」にした。カラーはこれまでのiPhoneにはない「シエラブルー」を選択。シエラブルーの色合い、側面のステンレススチールの質感が良く、できれば裸で使いたいところだが、この美しいボディーだからこそ、傷を付けたくないもの。

 そこで今回は、ファイブスターエレメンツが販売している耐衝撃性ケースを使ってみた。ラインアップは、TACTISMブランドの「オペレーター(Operator)」「アルファ(Alpha)」と、GAURUNブランドの「ピュアハイブリッド ブラックエディション(PURE HYBRID Black Edition)」の3種類。それぞれの特徴と使用感をお伝えしよう。価格は全て税込み。

TACTISM/GAURUNのケース 左から「ピュアハイブリッド ブラックエディション」「アルファ」「オペレーター」

 いずれのケースも装着するとカメラレンズよりも厚さが増すので、背面を下にして机などに置いてもレンズが触れることはない。ディスプレイ面には溝ができるので、平面に置いた際にディスプレイを保護してくれる。衝撃が集中しやすい四隅にエアクッションを設けていることも共通している。

オペレーター:TPU+ポリカーボネートでがっちり守る

 TACTISMのオペレーター3は、米軍の「MIL-STD-810 Rev.H規格」に対応した耐衝撃性ケース。カラーはForce BlackとGhost Whiteの2種類を用意している。側面は柔らかいTPU素材、背面は頑丈なポリカーボネート素材を採用。左右にはストラップホールを用意しており、ネックストラップも装着できる。

TACTISM オペレーター
TACTISM 背面はクリア素材だが、リンゴマークの部分は半透明になっている

 TPU素材のフレームは側面全体を覆うのではなく、電源キーとボリュームキーの下部がやや欠けている。そのため、実際に握るとポリカーボネート素材に指が触れる形となる。これに人によって好みが分かれるところだろうが、筆者の場合、手に触れる部分はTPU素材の方が心地よく感じる。また、右手で握っても左手で握っても、ストラップホールの穴が手のひらに当たるのが少し気になった。電源キーやボリュームキーはクリック感があってしっかり押せる。

TACTISM
TACTISM 両側面に切り込みがあり、ストラップホールも備えている
TACTISM 底面
TACTISM 四隅のエアクッションが衝撃を分散してくれる

 Amazon.co.jpでは11月8日から14日までは特価セールを実施しており、iPhone 13/13 Pro/13 Pro Max向けモデルが1890円で購入できる。なお、iPhone 13 mini向けモデルは用意していない。

アルファ:柔らかなTPU素材と質感の良さが魅力

 同じくTACTISMブランドのアルファも、MIL-STD-810 Rev.H規格に対応した耐衝撃性ケースだが、オペレーターとはデザインや質感が大きく異なる。カラーはRecon GreenとTactical Blackの2色展開。

TACTISM アルファ
TACTISM 背面のカムフラージュ柄が目を引く

 Operatorのようなハイブリッド構造ではなく、背面と側面ともにソフトTPU素材を採用している。ケース単体を握ると「くにゃり」と曲がるほど柔らかく、スムーズに着脱できる。背面上下のカムフラージュ柄がデザインのアクセントになっている他、背面の内側にヘキサパターンをあしらうことで、落下時の衝撃を吸収してくれる。背面の質感はサラサラしており手なじみがよく、両側面には滑り止めのVパターンを入れていることでグリップ感もよく握りやすい。こちらも左右にストラップホールを搭載しており、ネックストラップにも対応する。電源キーやボリュームキーの押し心地もよい。

TACTISM
TACTISM 両側面に滑り止めのVパターンとストラップホールがある
TACTISM 底面

 背面はブラックで覆われていて、リンゴマークの切り欠きもない。また、端末全体が隠れてしまうので、端末本体のカラーを楽しみたい人には物足りないかもしれない。しかしそれを補って余りあるほど質感がよい。

 Amazon.co.jpでは11月8日から14日までは特価セールを実施しており、iPhone 13/13 Pro/13 Pro Max向けモデルが1522円で購入できる。こちらもiPhone 13 mini向けモデルは用意していない。

ピュアハイブリッド ブラックエディション:万人にオススメしやすい

 GAURUNのピュアハイブリッド ブラックエディションは、側面のTPU素材と背面のポリカーボネート素材を組み合わせたハイブリッドケース。TPUが衝撃を吸収し、ポリカーボネートが傷から守ってくれる。背面は透明なクリアケースとなっているので、iPhone 13 Pro本来のカラーを生かせ、iPhoneの象徴あるリンゴマークもしっかりと表示される。なお、こちらはMIL規格には対応していない。

GAURUN ピュアハイブリッド ブラックエディション
GAURUN 背面はクリア素材なのでリンゴマークもしっかり視認できる

 フレームをブラックのTPUとすることで、クリアケースで起こりがちな「フレーム部分も黄ばみ」を防げることも魅力だ。この黒いフレームがデザイン全体を引き締める役割を持っているように感じる。

 実際に装着して使ってみたが、側面の角がカットされているため、手にしっかりとフィットし、つるつる滑ることなくホールド感も良好だ。電源キーやボリュームキーも押しやすく、快適に使える。過度な装飾のないクリアケースということで、万人にオススメできる。

GAURUN 左側面にGAURUNのロゴがある
GAURUN 右側面
GAURUN 底面

 Amazon.co.jpでは11月8日から14日までは特価セールを実施しており、1218円で購入できる。

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