低速でも「最大1Mbps」で使えるプランは? サブブランド、オンライン専用、MVNOで比較スマホ料金プランの選び方

» 2022年03月07日 16時44分 公開
[綿谷禎子ITmedia]
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 毎月のデータ容量を使い切った後、大手キャリアの7GBまでのプランでは128kbpsの低速になり、大手キャリアのサブブランドやMVNOでは200kbpsや300kbpsの速度になってしまう。128kbpsではどの操作をするにも時間がかかり、まともにスマホを使うことはできない。

 だが、この低速の設定も1Mbpsであれば、メールやLINEなどのテキストのやりとりは問題なし。低画質であれば動画視聴もなんとか可能なレベルになる。データ容量超過後の通信速度が最大1Mbpsであれば、使い方によっては無制限のように利用することが可能になりそうだ。そこでサブブランド、オンライン専用プラン、MVNOの中で、データ容量超過後に最大1Mbpsで利用できるプランをピックアップした。

料金プラン データ容量超過時の通信最大速度が1Mbpsのプラン

 データ容量超過後に最大1Mbpsの通信速度で利用できるのは、サブブランドのUQ mobileとY!mobileでは、それぞれ15GB(M)と25GB(L)のプランになる。3GB(S)は300kbpsとなり対象外。オンライン専用プランではahamoに加え、LINEMOの20GBプランも最大1Mbpsの速度になる。なおLINEMOの3GBプランは300kbpsの設定となるので対象外だ。MVNOでも同様で、低速時に最大1Mbpsの速度をキープできるプランは10GB以上のプランに限られる。つまり毎月10GB以上のデータを利用する人が対象になる。

料金プラン UQ mobileとY!mobileは、MとLのプランが容量超過後でも1Mbpsでデータ通信を利用できる(画像はUQ mobile)

 まずサブブランドのUQ mobileとY!mobileは、スマホと自宅のネットをセットで利用することで、毎月のスマホ料金がずっと割引になる。UQ mobileの場合はWiMAX+5Gルーターとセット利用することで、毎月最大858円を割引。またY!mobileはSoftBank AirやSoftBank 光とセット利用することで、毎月1188円の割引になる。

 このセット割が反映されると、UQ mobileとY!mobileの25GB(L)プランはいずれも月額2970円となり、ドコモのオンライン専用プランのahamoと同じ料金になる。ahamoは20GBのプランで国内5分以内の無料通話も含まれるが、その分、UQ mobileとY!mobileは25GBとデータ量が多い。UQ mobileとY!mobileの料金は一見、高めに見えるが、自宅のネットとセット利用する場合は検討の余地アリだ。

 LINEMOには無料通話は含まれないが、その分、20GBで月額2728円と、ahamoより242円安い料金設定となっている。なおpovo 2.0はデータトッピングのスタイルとなり、0GB時は最大128kbpsで1Mbps通信の対象外になる。

 MVNOで低速時に最大1Mbpsになるプランは少なく、J:COM MOBILEの10GB、20GBプランくらい。26歳以下を対象とした「U26ヤング割」を適用すれば、利用開始から6カ月間は1078円が割り引かれる。さらに、J:COMの電力、テレビ、ネットなどのサービスを利用すれば「データ盛」が適用され、10GBは20GBに、20GBは30GBにデータが増量される。なお、10GBと20GBプランを対象に実施していた「J:COM MOBILE スタート割」は、データ盛導入に伴い、2022年1月31日に新規受付を終了している。

料金プラン J:COM MOBILEでは10GBと20GBのプランが容量超過後も1Mbpsでデータ通信を利用できる

 mineoは通常、データ容量超過後に200kbpsになるが、オプションの「パケット放題 Plus」を利用すると、最大1.5Mbpsの速度で利用できる。パケット放題 Plusは月額385円のオプションだが、10GB以上のコースを契約中の人なら無料で利用できる。

 さらに、3月7日からは平日12時〜13時の速度を最大32kbpsに制限する代わりに、月額990円で最大1.5Mbps(スタンダード)、月額2200円で最大3Mbps(プレミアム)でデータ通信が使い放題になる「マイそく」を提供する。12時〜13時にモバイルデータ通信を利用しない人にオススメのプランといえる。特に月額990円のスタンダードコースは、今回紹介するプランの中では最安だ。

料金プラン 平日昼間以外は1.5Mbps/3Mbpsでデータ使い放題となる「マイそく」

 ビックローブが提供するdonedoneには2つのプランがあり、いずれも50GBプランが月額2728円と安価な設定。ただし、「ベーシックUプラン」はもともとの速度設定が3Mbpsで、もう1つの「カスタムUプラン」は、3つの対象アプリが速度制限なしになるものの、それ以外については1Mbpsの速度になる。対象アプリはYouTubeやInstagram、Amazon Musicなど、4ジャンル10アプリ。ベーシックUプランとカスタムUプランは1日1回まで即時切り替えできるので、動画を高画質で見たいときなどに切り替えて使えるというユニークなプランだ。なお、50GBのデータ超過後はいずれも最大1Mbpsの速度になる。

 各社、最大1Mbpsとしているので、実際にはそこまでの速度は出ないかもしれないが、1Mbpsに近い速度であれば、データ容量超過後もひとまず安心。10GB以上のプランを検討している人は、低速時の速度についても考慮してみるといいだろう。

まとめ

  • UQ mobileとY!mobileでデータ容量超過後に最大1Mbpsになるのは15GB以上のプラン
  • mineo「マイそく」の月額990円/1.5Mbpsが最安
  • donedoneで3Mbpsと速度制限なしを切り替える使い方もアリ

※この記事は2022年3月7日時点の情報です。

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