Googleのキーワード検索の結果で、誤情報の拡散防止を目的に検索結果の詳細を表示する機能。2021年から英語版「About this result」として提供されていたが、11月1日から日本語版が順次使えるようになる。対象はデスクトップ、モバイルWeb、Googleアプリ(Android)。
Googleによると、日本語版は「この結果について」(ベータ版)という名称で、ほとんどの検索結果で表示可能になるという。各結果の右側に(三つの点)ボタンが表示され、それをタップすると、検索結果に関する情報の入手元を確認できる。
検索結果の情報がWikipediaに記載されている場合、そのサイトに関する最新で検証済みかつソースが特定されている情報が表示される。Wikipediaに記載のない場合、Google がそのサイトを最初にインデックスした時期などの情報が表示される。
Googleいわく、「特に健康情報や金融情報など、重要性の高い情報を探している場合に便利に使える」この機能。世界中で24億回以上使用されているという。
その他、HTTPSプロトコルの使用に基づき、サイトへの接続が安全かどうかも確認できる。HTTPSプロトコルはWebサイトと使用しているブラウザ間の全データを暗号化し、閲覧中の安全性を維持するものだ。
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