OPPOの折りたたみスマホ第2弾「Find N2」は何が変わった? 触って実感したこと山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2023年01月10日 12時03分 公開
[山根康宏ITmedia]

 OPPOは2022年12月15日に折りたたみスマートフォン「Find N2」「Find N2 Flip」を中国で発表しました。Find N2は2021年発売モデル「Find N」の後継機、Find N2 FlipはOPPO初の縦折り式のモデルです。今回はFind N2を触る機会があったので簡単に試してみました。

Find N2 OPPOの横折り式スマホ「Find N2」

 横折り式モデルFind N2の特徴は、他社の同型モデルと比べて本体サイズがコンパクトなこと。閉じたときのディスプレイサイズは5.54型、解像度は1080×2120ピクセルでアスペクト比は18:9です。閉じるとかなりコンパクトで片手でも楽に操作することができます。なお、先代のFind Nは5.49型(988×1972ピクセル)だったので、サイズと解像度が若干向上しています。

Find N2 閉じると5.54型の小型スマホになる「Find N2」

 背面デザインは日本では発売されなかった「Find X3」「Find X5」シリーズに類似した、カメラ周りの台座を段差なく滑らかな曲面で背面に融合させた形状になっています。このデザインはちょっと独特で、アウトカメラ部分の存在をエレガントなものにしてくれます。カメラは5000万画素のメイン+4800万画素の超広角+3200万画素の2倍望遠とかなりの高性能。ハッセルブラッドとコラボしており「HASSELBLAD」のロゴも見えます。

Find N2 2022年Findシリーズと同じカメラデザイン、性能も高い

 Find NからFind N2への最大の進化点はヒンジ部分の構造改良で、パーツを少なくしてより薄くなっています。閉じたときの大きさは73(幅)×132.6(高さ)×15.9(奥行き)mmから72.6(幅)×132.2(高さ)×14.6(奥行き)mmへと薄くなり、重量は275gから233gと大幅に軽くなりました。しっかりと本体を開閉するヒンジですが、パーツが多いと本体重量にも影響を与えていたわけです。

Find N2 本体の厚みと重量のダウンに成功した

 本体を閉じたときに隙間のない「ゼロギャップ」構造は前モデルと同様です。こうしてみるとカメラ部分はやや出っ張っていますが、前述した曲面デザインにより、出っ張りをあまり目立たなくさせています。

Find N2 閉じても隙間のない構造。カメラ部分は実は出っ張りがある

 本体を開くとヒンジ部分がホコリの侵入を防ぐ小さなカバーで保護されていることが分かります。奥行きは7.4mmで、Find Nの8.0mmより薄くなりました。実際に比べてみるとFind N2は「軽くて薄い」ということが実感できます。

Find N2 開いたときの厚みも薄くなった

 開いたときのディスプレイサイズは7.1型(1792×1920ピクセル)で、これはFind Nと変わっていません。さすがに折りたたみディスプレイは同じものを使っているのでしょう。側面からショートカットボタンを呼び出せばアプリの2分割表示も簡単に行えます。なおスタイラス「OPPO Pen」による手書き入力も可能になりましたが、今回は試せませんでした。

Find N2 他社の折りたたみモデルより小型な7.1型ディスプレイ。ショートカット呼び出しも可能だ
Find N2 画面分割も自在に行える

 カメラは前述の通り高性能。静止画、動画どちらも最大でデジタル20倍ズームまで対応します。OPPOが開発した画像処理AIチップ「MariSilicon X」も搭載しているので、夜景もシャッターをサクサクと切れます。カメラフォンとしても十分使えるのがFind N2の魅力です。

Find N2 「MariSilicon X」搭載で夜景にも強い。デジタル20倍望遠に対応

 さて、折りたたみモデルは開く・閉じるだけではなく、本体を曲げたまま使えます。机の上に置いて動画を見るのにも便利です。またカメラなどのアプリは分割表示モードとなるため操作がしやすくなります。

Find N2 本体を曲げて机の上において操作もできる。カメラなどは分割表示となり使いやすい

 Find N2は45度から125度の間で使うことが可能。実際に折り曲げてみると、確かにその角度でヒンジが止まってくれました。

Find N2 ヒンジの動きを実際に試す

 ところで、折りたたみディスプレイはヒンジ部分の折り目や筋が気になります。Find N2はサムスンの「Galaxy Z Fold4」のようにはっきりとした筋は見えません。しかし折りたたんだときにディスプレイがヒンジ部分に逃げる構造のため、画面を暗くして光の当て方を変えるとやや筋が見えます。しかし一般的な使い方をしている分にはほぼ気になりません。

Find N2 画面を暗くすると折り目が見えることもあるが、通常は気にならない

 Find N2は2世代目となる折りたたみモデルだけに、さまざまな改良が加えられています。他の改良点としてはバッテリーが4520mAhとなり、わずか(20mAh)の増量にとどまっていますが、急速充電は66Wとなり、前モデルの33Wの倍速になりました。グローバルでの販売にも期待したいものですね。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  3. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  5. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  6. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  7. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  8. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  9. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  10. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年