サムスンのエントリースマホ「Galaxy A14 5G」米国版を見てきた 意外とスペックは高い?山根康宏の海外モバイル探訪記

» 2023年03月20日 12時29分 公開
[山根康宏ITmedia]

 サムスンのコスパ強化モデル「Galaxy A」シリーズは、モデル名の下1桁の数字が毎年1つづ増える型番になっています。2022年モデルは例えば「Galaxy A23 5G」や「Galaxy A53 5G」などで、下一桁は「3」でした。なお、下2桁目の数字は大きいほど高性能で、この2機種でいえばGalaxy A53 5Gの方が高性能です。2023年2月にサムスンのGalaxy Unpackedの取材で米サンフランシスコを訪問した際に、Galaxy Aシリーズの最新モデルが地元キャリアのT-Mobileで販売されていました。

Galaxy A14 5G Galaxy Unpackedの取材がてら、T-Mobileを訪問

 2023年モデルは下1桁が「4」となり、海外では1月に「Galaxy A14」が発売されています。「14」という数字から分かるように、エントリーモデルです。とはいえ、ディスプレイは6.6型、PLS LCDの90Hz駆動で1080×2408ピクセルなので、HD+より高い解像度で写真や動画もキレイに表示できます。インカメラは1300万画素です。

Galaxy A14 5G 2023年のエントリーモデル「Galaxy A14 5G」

 2021年末に登場した前モデル「Galaxy A13 5G」と比べると、ディスプレイの解像度とサイズ、インカメラがバージョンアップ。プロセッサはグローバルモデルはサムスンのExynos 1330を搭載。Galaxy A13 5GのMediaTek Diemensity 700より高い性能だといいます。しかし実はGalaxy A14 5Gの米国モデルはA13と同じDimensity 700を搭載しています。このあたりは半導体不足も関係しているのかもしれません。

Galaxy A14 5G Galaxy S23発表直後だったので画面には同モデルのプロモーション映像が流れていた

 本体サイズは78(幅)×167.7(高さ)×9.1(奥行き)mm、重量は202gで、Galaxy A13 5Gより若干サイズアップしています。持ってみると本体の厚みをやや感じるところ。200gを超えるため片手で軽々と持ち運ぶ、という感覚ではありません。なお、本体左側面のnanoSIMスロットがかなり上部に配置されているのがちょっと不思議に感じるところです。

Galaxy A14 5G 本体厚みは9.1mm、重量もそれなりにある
Galaxy A14 5G SIMスロットはかなり上に位置する

 背面はカメラを3つ縦に並べています。同円レンズが並ぶのはGalaxy S23/S23+と同じでGalaxyシリーズ共通のもの。アウトカメラは5000万画素で残りの2つは200万画素のマクロと深度測定です。価格は228ドル(約3万円)。キャリアの契約プランで割引がある他、プリペイドSIMとの組み合わせでも値引きがあるそうです。

Galaxy A14 5G Galaxyシリーズ全体で共通のカメラ周りデザインを採用

 超広角カメラも搭載していないため、カメラのUI(ユーザーインタフェース)はすっきりしています。倍率の切り替えも標準では1倍と2倍と割り切った設計。深度測定カメラがあるのでポートレート撮影ではそれなりにボケた写真が撮れるので、日常的なスナップ写真を撮るならまあまあ使えるカメラだと感じました。

Galaxy A14 5G カメラのUIはシンプルだ

 5000万画素カメラを搭載しているので切り替えれば高精細な写真の撮影もできます。最近は低価格モデルでもこのクラスのカメラを搭載した製品が増えていますね。中国メーカーは既に低価格モデルも5G対応が当たり前になっているだけに、サムスンとしては東南アジアなど新興国だけではなく、先進国でもその対抗製品としてこのGalaxy A14 5Gの販売を強化するようです。

Galaxy A14 5G 5000万画素モードも備えている

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