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WAONを持つイオンがスマホ決済「AEON Pay」を強化するワケ カギは「iAEON」アプリ(2/2 ページ)

» 2023年04月11日 13時00分 公開
[綿谷禎子ITmedia]
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AEON PayとモバイルWAONはどう使い分ける?

 イオングループの強みはリアル店舗。オンラインの仕組みを強化しつつも、リアル店舗での利便性も高める。例えばクーポンの利用。複数のクーポンを利用する場合もクーポンコードを1つ1つ読み取るのではなく、クーポンを一括選択しておけば、会員コードを読み取るだけで適用される。対象商品の購入の有無や対象店舗などにより、利用できるクーポンを自動で判別してくれるからだ。

AEON Pay クーポンを選択し、会員コードを読み取ってもらうだけでクーポンの割引が反映される

 AEON Payで支払いをすると「WAON POINT」がたまる。WAON POINTは1ポイント=1円相当で支払いにも利用できるが、現在は利用するポイント数を先に伝えて会員コードを読み取り、その後にAEON Payで支払うという2アクションが必要。これを「ポイントを使うなどの設定にしておくことで、AEON Payの支払い時にポイントが随時、決済金額に充当されるようにしたいと思っています」と香下氏は予告する。

 AEON PayやモバイルWAONに加え、WAON POINT でも支払いができるiAEON。いったいどの支払い方法にするのがいいのか。それについて荒木氏は次のように教えてくれた。

 「モバイルWAONは事前にチャージしている範囲内での支払いになります。一方、AEON Payはクレジットカード払いになるので後払いです。お客さまの都合に応じて使い分けしていただくのがベストです。現在はAEON PayやイオンカードをPRしたいことから、よくポイント倍増のキャンペーンを行っているので、買い物する日によって使い分けていただく方法もあります。毎月20日と30日はお客さま感謝デーでイオンカードだと5%割引になるなど、それぞれお得な日を設定しています」。

 買い物体験をより便利にする取り組みも検討中だ。最近ではスマホで商品のバーコードをスキャンし、スマホ決済することで、レジに並ばなくてもいいという便利なサービスが登場している。「このようなサービスをアプリ上で行い、AEON Payで決済できないか検討中です」と香下氏。今後のiAEONの構想についても教えてくれた。

 「iAEONはトータルアプリとして、お客さまの購買体験を含め、趣味などの決済以外の機能についても拡充を予定しています。iAEONに生活に関わるさまざまな機能を備えたいと思っています。お客さまにアプリ1つで便利なサービスを提供する。iAEONはそのようなアプリを目指したいと思っているので、今後の展開にもご期待ください」。

 さまざまなサービスや機能を搭載し、トータルアプリを目指すiAEON。その決済を担うAEON Payがどのように進化するのか、今後の展開にも注目しておきたい。

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