米Metaは、テキストベースの新たなSNS「Threads(スレッズ)」を7月6日から提供する。App StoreとGoogle Playにてアプリの概要が公開されている。事前にチケットなるものを取得しておくとスムーズに利用開始できるようだ。
Instagramが基盤のThreadsはコミュニティが集い、関心のあるトピックから次のトレンドまで、あらゆる情報についてオンラインで会話できる場となる。興味や関心のジャンルが何であれ、気に入ったクリエイターや、自分と同じ趣味や関心を持つ人をフォローし、直接つながることが可能だ。フォロワーを増やし、自分の日々の活動や、宣伝などの情報を世界へ向けて発信することもできる。対応言語は日本語や英語を含む31言語となる。
先述の通り、Instagramアカウントを使って、チケットを取得しておくと、Threadsのダウンロードページへ推移し、スムーズに利用開始できるようだ。
チケットはInstagramアプリの検索欄に「threads」と入力すると、threadsの右横に表示される。それをタップすると、チケットが拡大表示され、日本時間7月6日23時とユーザー名が表示される。その下にはThreadsのダウンロードページへ推移できるボタンがあり、日本時間7月6日23時から利用開始できるようにするための施策と思われる。
一部に「利用要件を満たしていません」などと表示され、チケットすら表示されないとの声が上がっているが、ITmedia Mobileでは利用要件について確認することはできなかった。
試しに数年前に作成したFacebookアカウントでInstagramにログインした後、先ほどの手順を踏んでみたところ、無事にチケットを取得できた。一方で新たに作成したばかりのInstagramアカウントでは、チケットが表示されず、取得することはできなかった。
チケットを取得したアカウントで、Threadsのアプリからログインすると、「利用要件を満たしていません」などと表示される。配信開始時刻がすぎてもこの表示が繰り返されるのかは不明だが、引き続き調査する予定だ。
一部では、利用要件を満たしていない場合は、チケットを取得するように促す情報が出回っているが、チケット取得後においても「利用要件を満たしていません」などと表示されることから、本質的な解決策ではないと思われる。
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