今日から始めるモバイル決済

Apple Pay/Google Payとクレジットカード連携は2〜3割、半数が1枚利用 MMDが調査

» 2023年07月19日 12時17分 公開

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、7月19日に「クレジットカードとバーチャルカードに関する調査」の結果を発表した。調査対象は18〜69歳の男女5000人で、調査期間は6月22〜26日。

 スマートフォンを所有している4632人へ、クレジットカードを連携してApple PayやGoogle Payを利用しているか聞いたところ「連携している」が28.2%、「連携していないが、今後連携したい」が10.7%、「連携していないし、今後も連携したいと思わない」が20.3%。このうちiPhoneメイン利用者(2648人)は33.6%、Androidメイン利用者(1981人)は20.9%となった。また、Apple PayやGoogle Payに連携しているクレジットカードの枚数は「1枚」が52.0%、「2〜3枚」が37.0%、「4〜9枚」が9.0%となる。

MMD研究所 クレジットカードのApple PayやGoogle Payへの連携状況
MMD研究所 Apple PayやGoogle Payに連携しているクレジットカードの枚数

 クレジットカードをApple PayやGoogle Payに連携している理由(複数回答)は「お会計がスムーズだから」が60.1%、「クレジットカードのポイントも継続してためられるから」が44.9%、「財布やカードケースを持ち歩かなくて済むから」が39.9%だった。

MMD研究所 クレジットカードをApple PayやGoogle Payに連携している理由

 バーチャルカードについては「知っている」が35.4%、「知らなかった」が64.6%で、年代別で知っていると回答した割合は20代(808人)が44.3%、10代(145人)が44.1%、30代(870人)が36.7%。利用経験は「現在利用している」「過去利用したことがある」を合わせて12.0%で、年代別での利用経験は10代が24.1%、20代が22.6%、30代が14.1%だった。

MMD研究所 バーチャルカードの認知
MMD研究所 バーチャルカードの利用経験

 現在バーチャルカードを利用している397人へ利用している支払い(チャージ)方法を聞いたところ、「後払い(翌月などに支払うポストペイ式)」が35.5%、「即時払い(即口座から引き落とされるリアルタイムペイ式)」が35.0%、「前払い(現金チャージなどのプリペイド式)」が29.5%。年代別では10代は前払い、20代は即時払い、30代〜60代は後払いが最も多い。

MMD研究所 バーチャルカードでメイン利用している支払い(チャージ)方法(年代別)

 バーチャルカードを現在利用していない4603人へ利用意向を聞いたところ「利用したいと思う」「やや利用したいと思う」を合わせて、利用したいと回答したのは20.5%。年代別で見ると10代(127人)が33.9%、20代(683人)が31.2%、40代(1032人)が21.6%となった。

MMD研究所 バーチャルカードの利用意向

 バーチャルカードを今後利用したいと回答した942人へ、利用したい支払い(チャージ)方法を聞いたところ、即時払いが42.3%、後払いが35.2%、前払いが22.5%。年代別で見ると10代は前払い、20代〜50代は即時払い、60代は後払いが最も多い。

MMD研究所 バーチャルカードのメインで利用したい支払い(チャージ)方法

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年