MMDLaboが運営するMMD研究所は、7月11日に「QRコード決済サービスのチャージ/連携方法に関する調査」の結果を発表した。予備調査では18歳〜69歳の男女1万人、本調査ではPayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYのメイン利用者各500人、計2000人を対象としている。
QRコード決済を利用している6733人(中国のQRコード決済サービス、その他は除く)へ、メイン利用しているQRコード決済で最も利用しているチャージ方法や連携方法を聞いた。「クレジットカードとの連携」が23.2%、「ATMでの現金チャージ」が16.7%、「銀行口座からのチャージ」が14.5%で、利用上位4サービス別で見るとサービス別にチャージ/連携方法が異なる。
現在利用しているメインのチャージ/連携方法が利用できなくなった場合の対処法について、「他のQRコード決済に乗り換える(メイン利用をやめる)」が30.4%、「QRコード決済自体の利用をやめる」が26.9%。他のQRコード決済に乗り換えると回答した2056人へ乗り換え検討先を複数回答で聞いたところ「楽天ペイ」が32.1%、「PayPay」が24.9%、「d払い」が15.1%となった。
QRコード決済4サービスのメイン利用者かつ、メインのチャージ/連携方法がクレジットカードのユーザーへひも付けているクレジットカードの種類を聞いた。「QRコード決済と同じ企業が発行しているクレジットカード」をひも付けている割合は、PayPayが46.9%、楽天ペイが68.4%、d払いが79.8%、au PAYが55.8%となった。理由を複数回答で聞いたところ、4サービスともに「よりポイントが貯まるから」が最も多く、次いでPayPayとd払いは「同一会社でまとめたいから」、楽天ペイとau PAYは「普段利用しているクレジットカードだから」となった。
また、QRコード決済4サービスのメイン利用者かつ利用しているQRコード決済とは別の企業が発行しているクレジットカードをひも付けている理由も聞いた。PayPay、楽天ペイ、au PAYは「クレジットカードのポイントを貯めているから」、d払いは「普段利用しているクレジットカードだから」が最多となった。
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