Samsung Electronicsは7月26日、新型スマートウォッチ「Galaxy Watch6」「Galaxy Watch6 Classic」を発表した。米国では7月26日から予約を受け付け、8月11日から順次発売される。同国での販売価格は、Galaxy Watch6の40mmモデルが299.99ドル(約4万2100円)から、44mmモデルが329.99ドル(約4万6300円)から、Galaxy Watch6 Classicの43mmモデルが399.99ドル(約5万6100円)から、47mmモデルが429.99ドル(約6万300円)からとなる。
なお、スペックの情報はグローバル発表時の「標準仕様」で、販売国や地域によって仕様が変更される場合もある。
【更新:20時35分】米国における発売情報を追記しました
Galaxy Watch6シリーズは「Galaxy Watch5」の後継モデルで、ベゼル(額縁)を約30%細くすることで画面サイズを大きくしたことが特徴だ。若干だが、画面の解像度も高められている。Galaxy Watch6 Classicは、Galaxy Watch6の上位モデルという位置付けで、より大型の画面を備えている。
ケースのサイズと重量、カラーは以下の通りとなる。
プロセッサ(SoC)は自社開発の「Exynos W930」で、メインメモリは2GB、内蔵ストレージは16GBを備える。OSはWearOS 4(One UI 5 for Watch)をプリインストールしている。
ディスプレイは円形のSuperAMOLED(有機EL)で、Watch6の40mmモデルとWatch6 Classicの43mmモデルが1.3型(432×432ピクセル)、Watch6の44mmモデルとWatch6 Classicの47mmモデルが1.5型(480×480ピクセル)を搭載している。
ケースの背面には複数の生態センサーを統合した「Samsung BioActive Sensor」に加えて、赤外線温度センサーを備えている。加速度センサー、ジャイロセンサー、アンビエント(環境光)センサーや電子コンパスも搭載する。体重や倦怠感、心拍数、ストレスなどの度合いが分かるという。スマートフォンの通知も確認できる。
ケースはIPX8等級の防水性能、IP6X等級の防塵(じん)性能と5気圧の耐圧性能を確保している他、米国防総省制定のMIL規格(MIL-STD-810H)に準拠したテストをクリアしている。
バッテリーの充電は先代と同じく専用の充電器が必要で、高速充電にも対応している。連続駆動時間は最大約40時間(常時表示オフ時)もしくは最大30時間(常時表示オン時)となっている。どちらもメーカー公表値で、実際の使用方法によって異なる場合がある。
通信はBluetooth 5.3とWi-Fi(2.4/5GHzの無線LAN)に対応している。一部の国や地域ではLTE対応モデルも投入される(SIMカードは「eSIM」となる)。
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