ダイソーの本気を見た! 1100円のヘッドセットやBT 5.3対応完全ワイヤレスイヤフォンを試して分かった強みと弱み(1/3 ページ)

» 2024年03月27日 18時15分 公開
[渡辺まりかITmedia]

 「ダイソーが本気出してきた」――3月2日に大創産業が「東京ガールズコレクション 2024 SPRING/SUMMER」(以下、東京ガールズコレクション)コラボの製品を一挙に発表すると、X(旧Twitter)で話題となり、弊誌でもその様子を紹介しました。

 騒然とした理由は、1100円(税込み。以下同)という低価格で完全ワイヤレスイヤフォンやBluetoothヘッドセットなどを展開したことによります。しかも、東京ガールズコレクションコラボらしい優しい色合いで写真映えも良いです。

 せっかくなので、ということで「Bluetoothヘッドセット」「完全ワイヤレスイヤフォン」「カードホルダー付きスマホケース」「スマホ用ショルダーストラップ」を購入し、その実力を試してみました。

「東京ガールズコレクション」コラボ製品 ダイソーの「東京ガールズコレクション」コラボモデル2024年版

困ったときに手軽に買えるBluetoothヘッドセット

 東京ガールズコレクションコラボのBluetoothヘッドセットは3色展開。スモーキーミント、スモーキーピンク、ライトグレーというカラバリです。旬真っ盛りのくすみカラーをもってくるあたり、「うまいなぁ」と感じずにはいられません。

 選んだのは、桜の季節に合わせスモーキーピンクを。彩度が低く、若干青みがかった淡いピンクが春の季節にぴったりです。

Bluetoothヘッドセット 東京ガールズコレクションコラボモデルのBluetoothヘッドセット。カラーはスモーキーピンク

 「Bluetooth接続っていっても、このお値段なのだから5.0とか、もしかしたら4.0なんじゃないの?」と高をくくっていたのですが、驚きの「Bluetooth 5.3」。しかもハンズフリー通話にも対応しています。

まさかのBluetooth 5.3 まさかのBluetooth 5.3だった

 ソフトなクッションの付いたオーバーイヤータイプで、長時間装着していても耳(耳介)が痛くなることはありません。電車など公共交通機関で利用しても、音漏れの心配はなさそうです。

クッションはソフト クッションはソフトで肌当たりが良い

頭の大きさに合わせてヘッドバンド部をスライドさせて調整させることもできます。

調整可能なヘッドバンド スライドさせることで調整可能なヘッドバンド。小柄な人から大柄の人まで使えそう

 また、頭頂部に当たる部分にはクッションが付いています。「1100円なのに、ここまで気を遣っているのか!」と驚きました。

クッション付き 頭頂部にもクッションがあるので、痛くならない

 重量はわずか134.1g。手に持ったときにも「軽い!」と感じたので、納得の数値です。これだけ軽ければ、首への負担も軽そうですね。

Bluetoothヘッドセットの重さ Bluetoothヘッドセットが134.1g。軽い

 バッテリー切れでも音楽を楽しみ続けられるよう、3.5mmヘッドフォンジャックがついていて、有線での利用が可能です。

有線接続も可能 3.5mmヘッドフォンジャックがあるので有線での接続も可能。ただしケーブルは各自で用意する必要がある

 画像を見て分かるように、残念ポイントがあります。それはUSB Type-CではなくMicro USB端子で充電する仕様だということ。幸い、充電用ケーブルが付属しますので、「Micro USB端子のついたケーブルなんて、全部捨てちゃったよー」という人でも安心です。

USB Standard-A to Micro USBケーブルが付属 USB Standard-A to Micro USBケーブルが付属
ボタン類 ボタンは3つだけとシンプル。電源ボタン/再生ボタンが中央にあり、その上に音量(−)ボタン兼曲送りボタン、下には音量(+)ボタン兼曲戻りボタンとなっています。電源ボタンは長押しすることで電源のオンオフを行えますし、短押しで曲の再生や通話開始/終了などを行えます

音質は?

 高音質の音源をいくつか再生してみたのですが、全体的にくぐもった印象で、パキッという気持ちよさは感じられませんでした。高音部は若干シャリシャリ感がありつつ、くぐもっているという相反の音が鳴っており、ボーカルもやはりくぐもっています。ただ、不明瞭というほどではないので、「どうしても今すぐに確認しなければいけない音源がある」という場合に気軽に購入できるのではないかと思いました。低音部は体にズシンと響くほどよく聞こえるので、人によっては「好き」と感じるかもしれません。

通話に使える?

 ハンズフリー通話にも対応しているとのことで、実際にスマホからスマホへと電話をかけて通話してみました。

 予想以上に声をよく拾っており、「え? え?」と聞き返されることはないだろうと感じました(検証は1人で行ったので、相手側のスマホは無人状態)。多少、周囲に気を使うようなボリュームで話しても、何を話しているのかしっかりわかります。

 ノイズが入ることはないのですが、若干、音声に“揺れ”が生じるのが気になるところ。例えるなら、双方向通話に対応していないスピーカーマイクで、自分がしゃべろうとしたときに画面の向こうにいる人が話し始めてしまい、自分の声が一瞬すっと消える、もしくは揺れるようなイメージです。とはいえ、非常に小さな揺れなので、内容が聞き取れないというようなことはありませんでした。

音の良さにびっくりした完全ワイヤレスイヤフォン

 東京ガールズコレクションコラボの完全ワイヤレスイヤフォンのカラバリは「ツートンカラー、ピンク×イエロー」「ツートンカラー、パープル×ライムグリーン」「ツートンカラー、白×水色」の3種類。筆者が購入したのは「白×水色」です。

東京ガールズコレクションコラボ完全ワイヤレスイヤフォン 東京ガールズコレクションコラボの完全ワイヤレスイヤフォン

 仕事柄、さまざまな完全ワイヤレスイヤフォンを購入しますが、これはかなりコンパクトな部類だと感じました。実際、ケース含めた重量が27.7g、片耳3.8gなので装着していてもほとんど気にならない重さです。

ケース込みで27.7g ケース込みで27.7g
単体片耳で3.8g 実際に耳に装着する本体のみでは、片耳で3.8gと軽量

 ケースはバッテリー搭載の充電ケースとなっており、ケースを併用すれば最大18時間の音楽再生が可能。イヤフォン単体では最大7時間です。

 Bluetooth 5.3規格に対応しており、接続台数は最大4台。ボタン操作ではなく充電ケースから取り出してペアリングする仕様なので、2台目以降の端末と接続するには、1台目のBluetoothをオフにしておくか、いったん切断しておく必要があります。そうしないと、充電ケースから取り出したときに、登録済みの端末と接続してしまうからです。

 ボタンは押し込むタイプではなく、タッチセンサー。装着方法によってはセンサー部が後ろ下向きになってしまい操作しづらいと感じました。感度が良いだけに、操作ミスをしやすいかもしれません。

タッチセンサー 装着するとタッチセンサーがやや後ろ向きになってしまうので慣れが必要
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