KDDI、沖縄セルラー電話とauペイメントは4月23日、共同で発行するMastercardプリペイド「au PAY プリペイドカード」をリニューアルする。リニューアル後は、プラスチック(リアル)カードの新規発行/更新に600円(税込み)の手数料が必要となる。
今回のリニューアルの内容は以下の通りとなる。
新しいプラスチックカードは、接触/非接触ICチップを搭載した。これにより、従来のカードではできなかったMastercardの接触IC決済やタッチ(EMVコンタクトレス)決済を利用できるようになった。これに伴い、決済で利用する暗証番号の登録が必須化されている。
また、新プラスチックカードでは、カード表面にあった「会員番号(16桁)」と「有効期限」、偽造防止用のホログラムを裏面に回すことでスッキリとしたデザインを実現している。
なお、新プラスチックカードの有効期限は7年間に引き延ばされている(従来は5年)。また、先述の通りカードの新規発行と更新時に600円(税込み)の手数料が掛かる。ただし、≪申し込み翌月から6カ月間で合計5万円以上利用すると、600円(不課税)の「au PAY 残高」を還元する特典が新たに用意される。
リニューアル後は、「au PAY アプリ」でカード情報を表示する「バーチャルカード」も提供する。バーチャルカードは発行手数料が無料で、Apple Pay対応端末(iPhoneおよびApple Watch)であれば、端末を介してMastercardのタッチ決済やQUICPay+も利用可能だ。
新カードへの移行に伴う各種スケジュールは以下の通りとなる。
本件に関連して、4月22日午後11時から4月23日午前8時までの時間は、au PAY(コード支払い/ネット支払い/請求書支払い)の新規申し込みも停止される。
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