米Appleは6月11日(現地時間)、2024年秋のOSアップデートに合わせて、Apple IDの名称をApple Accountに変更すると発表した。同社は「Appleのサービスと端末間で一貫したサインイン体験を提供する」としている。改名により、生体認証「Touch ID」「Face ID」との区別が付き、ユーザーにとって分かりやすくなる。
ニュースリリースの中で、同社は「既存の資格情報を利用する」ことも明らかにしており、ユーザーによる操作や手続きは必要ない。
アカウントは直訳すれば「口座」だが、PCやインターネット上の各種サービスなどにアクセスする際、個人情報を識別、認証するために用いる。アカウントはIDとパスワードからなる情報でもあり、Appleも同様となっている。
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