Appleは11日(日本時間)、「iOS 18」を発表した。最新のiPhone 15シリーズから、5世代前のiPhone XS/XRシリーズまでサポートする。iPhone SEは第2世代以降がバージョンアップの対象となる。iOS 17対応機種はすべてサポートされることとなった。
2024年秋に正式公開されるiOS 18ではホーム画面のアイコンがダークモード対応するなど、カスタマイズが柔軟にできるようになった。また、ロック画面のカメラボタンや側面のミュートスイッチに好きなアプリを割り当てることも可能に。フォトアプリのデザインが刷新されて、よりダイナミックにアルバムを表示できるようになった。
また新たに生成AIベースの新機能Apple Intelligenceも導入し、ChatGPTとの統合機能も組み込まれた。
iOS 18の提供予定機種は以下の通り。
目玉となる生成AIベースの新機能Apple Intelligenceは、対応機種が限られている。具体的にはA17 ProとM1以降のプロセッサを搭載する機種とされており、iPhoneでは2023年発売のiPhone 15 ProとiPhone 15 Maxだけだ。この機能は当初は米国英語から限定的に展開される。日本語対応を含めて多くのユーザーが恩恵を受けられるようになるまでは時間がかかるだろう。
【訂正:2024年6月11日11時35分 初出時、2023年発売のiPhoneの機種名に誤りがありました。おわびして訂正いたします。】
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