夏に急増するスマホ水没の正しい対処法は? スマホ修理王が案内 お米と保管もNG

» 2024年07月22日 16時39分 公開

 「スマホ修理王」を運営するフラッシュエージェントは、7月22日に夏場に急増するスマホの水没/水ぬれによる故障例、正しい対処法について紹介した。

 全国のスマホ修理王で2023年7月〜2024年7月に取り扱ったスマホ、タブレット、ゲーム機など携帯電子機器への約5万件の依頼データを集計/分析したところ、2024年7月の水没/水ぬれ修理の依頼件数は同年4月の約194%、前年同月の約114%と前年以上に修理依頼が増加している。

スマホ修理王 水没/水ぬれ修理の依頼件数

 これらの背景には夏の海水浴やプールでの使用、突然の雨、運動に伴う汗の浸水/蒸れなど水や水分に触れる機会が増えることが考えられる。また、スマホの防水は内部の粘着シールやゴムパッキンで保たれているが、経年劣化で効果が低減していく。スマホの防水性能を過度に信頼せず、信頼できる防水ケースを使用する、そもそも水や水分の近くに携帯/保管しないよう注意を呼び掛けている。

 スマホの水没/水ぬれでは、主にディスプレイ、充電コネクター、カメラ、スピーカー、マイクなどの故障や内部基板の腐食などが起こることがある。画面、カメラ、コネクタなどの部品の故障、金属端子のサビでの通電障害が原因で不具合が発生している場合は軽症で、部品の交換や基板の特殊洗浄で復旧が見込める場合がある。一方、サビでの金属の腐食で回路が欠損する、ショート時の熱で基板上のチップが焼け焦げるといった場合は重症になるという。

スマホ修理王 水没/水ぬれで腐食した電子基板の例

 そのため、水没/水ぬれ後は内部基板の通電と浸水範囲の拡大を避けることが重要となる。電源を入れる、充電する、ドライヤーで乾かすといった行為は重度の故障を引き起こす恐れがある。お米と一緒に保管するのも微細な粒子が端末内部に入り込んで故障の原因となり、冷蔵庫や冷凍庫での保管も推奨保管温度を下回ると結露の恐れがあるとしている。

 同社ではスマホを水にぬらした、落とした場合はすぐに電源を切り、糸くずの出ない柔らかい布で水分を拭き取ることを推奨。時間経過で症状が出る場合もあるため、電源が入る場合にはすぐにバックアップを取って機種変更を検討し、電源が入らない場合は修理店へ持ち込むよう呼び掛けている。

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